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政治家への道⑤ 街頭演説その二

※こちらの記事は、Voicyの4月17日配信分をGoogleドキュメントで文字起こししたものをベースにしています。Voicyでは有料配信としているため、こちらの記事も有料とさせていただきます。ご了承ください。

自分の声をマイク越しに聞いてみる

前回に引き続き街頭演説について取り上げます。街頭演説を行う際、最初の壁はマイクです。意外とマイクを通じて話すことは難しいです。マイクを使わずに体を通じて聞こえてくる声と、マイクを通じて外部から聞こえる声とでかなり違います。

多くの人は自分の声をマイクを通じて聞くことに意識を向けていません。これが意識できないと聴衆が聞いている声と自分に聞こえている声が異なるため上手く伝わりません。まずはハンドマイクを使って街頭で行うことで自分の声をマイクを通じて聞くことに慣れてもらいたいと思います。

まず「何を伝えるか」を考える

マイクを使ってすぐに話すという点については、政治家になる前に話をすることを専門にしていた人は有利です。特にアナウンサーは巧みですね。実はここには盲点があります。アナウンサーの多くは原稿を読んでいますので伝える内容そのものよりも伝え方に長けているのです。例外的な人もいますが演説内容という観点ではあまり上達しない人が多いです。

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