石破総理が公邸生活を開始した本当の意味合いを解説します
1月24日から始まる通常国会を前に、石破総理が公邸に引っ越しました。引っ越しの理由は警備の負担の大きさです。
私自身も赤坂宿舎に住んでいますが、ここ数カ月、宿舎周辺では物々しい警備体制が敷かれていました。
宿舎だけではありません。
総理の通勤時間帯には宿舎から官邸まで多くの警官が警戒に当たっている姿を目にしてきました。
総理の警護を担当する警視庁の負担は相当なものでした。
赤坂宿舎には議員はもちろん、議員の家族も数多く住んでいます。
清掃、クリーニング屋、宅配業者からピザの配達まで多くの人が出入りします。セキュリティチェックは相当大変だったと思います。
緊急時の対応にも大きな課題が
総理が官邸と同じ敷地内にある公邸に住むべきとされるもう一つの理由は、危機管理にあります。
2021年2月13日の福島・宮城での震度6強の地震の際、菅義偉総理が赤坂宿舎から官邸に到着するまでに20分かかったことが国会で問題視されたことがありました。
総理は、首都直下型地震や北朝鮮のミサイル発射などあらゆる危機に備えなければなりません。
合理的に考えれば、誰が見ても総理は公邸に入るべきなのです。
それでも、歴代総理が公邸に住みたがりませんでした。その理由がどこにあるのかを解説したいと思います。
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