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細野豪志が政局と政策の一歩先を読む!

永田町歴25年の筆者が既存メディアに飽き足らない読者に向けて配信します。若い時は物書きになるのがあこがれでした。「政治の現場から見える真実を伝えるのだ」という情熱を込めたマガジン…
月5本から10本を目安に配信します。マガジン読者のコメント、質問には全て目を通し、できる限り回答し…
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#予算案

スキャンダル追及から脱却?予算委員会が「本物の予算論議の場」になる

衆議院の予算委員会は、今日から3日間の省庁別審査に入りました。5日は内閣府、防衛省、総務省などの予算が対象になります。 このように思われる方もおられると思いますが、これまで予算委員会では個別の予算項目が問題になる審査されることはほとんどありませんでした。 例外は予算委員会の最終盤に行われる分科会です。 省庁別に設置される分科会は、委員と大臣の一対一の形式(スポーツで言えば無観客試合のような形式)で行われ、地元の陳情など扱われる場になってきました。 分科会も各省予算全般

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2025年の大政局を占う。連携すべきは国民民主、維新、もしくは⋯。予算案が成立しなければ何が起こる!?

石破首相の発言が大きなインパクトを与えています。 「予算案が否決された場合に、衆院解散が選択肢になる」 2025年の政局を占いながら、この発言の意図を分析してみたいと思います。 最優先は国民民主党との信頼関係の構築国民民主党との「103万円の壁」をめぐる協議は越年しました。 今後の見通しは立っていませんが、安全保障やエネルギー政策で共通基盤を築ける国民民主党との関係構築が最優先であることに変わりはありません。 「103万円の壁」の引き上げは、端的に言えば、筋の良い政

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