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細野豪志が政局と政策の一歩先を読む!

永田町歴25年の筆者が既存メディアに飽き足らない読者に向けて配信します。若い時は物書きになるのがあこがれでした。「政治の現場から見える真実を伝えるのだ」という情熱を込めたマガジン…
月5本から10本を目安に配信します。マガジン読者のコメント、質問には全て目を通し、できる限り回答し…
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#補正予算

補正予算審議で見えてきた与党と野党各党の複雑な関係を読み解きます

自公国の幹事長合意を受けて、臨時国会の最大の懸案である補正予算は成立の目処がつきました。 政策面では103万円の壁を撤廃すること、ガソリンの暫定税率の廃止が決まりました(詰めはこれからですが…)。 政策面以上に大きかったのは、幹事長間のホットラインが確立されたことです。 米国、欧州、韓国など各国の政治が大きく変化する中で、政権を安定的に運営するためには基盤の強化が必要です。 来年の政局で、自民党の森山浩幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長が主役を担ってくれることを期待

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103万の壁とガソリン暫定税率廃止で自公国が急転直下合意。今回の合意の本当に意味合いを解説します!

補正予算が衆議院で可決されました。 少数与党として野党の賛成を得られるかどうか綱渡りが続きましたが、結果として国民民主党と日本維新の会が賛成に回り、無事に成立に漕ぎつけることができました。 自公国で合意がなされた時、私は地元静岡県のテレビ番組に出演していました。 直前まで自民党政務調査会の会議で国民民主党との交渉にあたっているメンバーと話しており、「現場レベルで合意するのは相当難しい」と感じていました。 それだけに、テレビ出演中に合意成立との一報を聞いた時は驚きました

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