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細野豪志が政局と政策の一歩先を読む!

永田町歴25年の筆者が既存メディアに飽き足らない読者に向けて配信します。若い時は物書きになるのがあこがれでした。「政治の現場から見える真実を伝えるのだ」という情熱を込めたマガジン…
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2025年2月の記事一覧

スキャンダル追及から脱却?予算委員会が「本物の予算論議の場」になる

衆議院の予算委員会は、今日から3日間の省庁別審査に入りました。5日は内閣府、防衛省、総務省などの予算が対象になります。 このように思われる方もおられると思いますが、これまで予算委員会では個別の予算項目が問題になる審査されることはほとんどありませんでした。 例外は予算委員会の最終盤に行われる分科会です。 省庁別に設置される分科会は、委員と大臣の一対一の形式(スポーツで言えば無観客試合のような形式)で行われ、地元の陳情など扱われる場になってきました。 分科会も各省予算全般

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国会の知恵が試される:能動的サイバー防衛政策の適切な監督とは

今国会の最重要法案である能動的サイバー防衛法案は、1月30日に自民党の部門会議で了承されました。 閣議決定、国会審議を経て法案が成立すれば、先進国の中でマイナーリーグと言われていたわが国で、ようやく本格的なサイバー防衛体制が整います。 野党各党のスタンスには相当の幅がある昨年末、国民民主党の玉木雄一郎代表は政府与党に能動的サイバー防衛法案の早期提出を促しました。 日本維新の会も必要性については理解しているのではないかと思いますが、立憲民主党の賛同を得られるかは不透明です

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