我が理想のシャングリラは美しいか
街の写真を撮るのが好きである。
カメラ好きの人には怒られるかも知れないが、
当方、一応一眼を所持しているものの、機材への拘りは殆ど無い。
只、スマホでは味気無いので、気分を乗せるために一眼を抱えているだけのことである。
街を撮るのは、近くて安く済むという経済的理由もあるのだが、
一番はやはり街という場所が好きなのだと思う。
特に、街の陰に隠れがちな汚い部分が好きである。
それは汚れた路地裏であったり
それは乱雑に入り組んだ配線であったり
それは場違いに置かれた自販機であっ