#28 育休16週目
ハッピーハロウィン
昭和生まれの私には馴染みの薄いハロウィン。ハロウィンなのかハロウィーンなのかさえよくわからない。話は変わるが、恵方巻にも馴染みがない。こいつらは一体いつから「え?昔からいましたけど?」みたいな顔をしてそこに座っているのか。
とはいえ万物は流転する。文化もまた然り。自身の幼少期になかったからといって、仮装なんてやらないよ!と判断するほど頑固者ではない。むしろ写真のように「え?昔からやってましたけど?」といったツラをしてマン振りで乗っかってこそ、親というものである。
スカイツリーで3年ぶりに仮装パレードが催されるとのことで、行ってきた。結論から言えばパレードには参加できなかった。最後尾がどこかよくわからなかったので。ウソだろレベルの長い行列。それに並ぶ体力も気力もまた、我々にはなかった。不幸中の幸いだが、長男も次男もまだ小さいので、雰囲気を楽しむだけで十分。なんとなくその辺を散歩し、我が家のハロウィンは閉幕した。
今後、子どもたちがふんわり事態を察してしまう年齢になってからが勝負。緻密なスケジューリングと実施概要の把握が肝となる。なんだよそれ。仕事かよ。仕事でもそこまでやらん。一流の親になるためには、一流のスキルが求められるということだ。やるしかねぇよ。めんどいけど。子どもたちの笑顔のために頑張るのみ。それはまた来年以降に考えよう。
久々の完全フリータイム
妻の友達が次男を見に家へやってくる。長男は保育園。となれば私は外出するほかない。久しぶりの完全フリータイムである。10-16時。6時間もあればなんでもできるぜ!と思っていたが、結局移動時間と釣具店でウロウロ、これだけで半分以上潰れた。なぜもっと、計画的にプランを練らなかったのか。ものすごく後悔したので、いつエアポケット的なフリータイムができても良いように、数パターン完璧なプランを準備しておこうと心に誓う。
3時間あれば、6時間あれば、多分ないけど12時間あれば、そんな感じで用意したい。ラーメン、銭湯、釣具店、釣り、書店、野球、これらをうまく練り込もう。特にラーメン。この店に行きたいリストは常に持っておこう。
そう。ラーメン店に行けないのだ。子連れでラーメンはめちゃくちゃにハードルが高い。うまい店は絶対に細長いので、そもそもベビーカー無理。いつかまた来るであろう「え?俺一人でどっか行ってきてもいいの!?」タイムに備えよう。
なんでも持ちたがる長男
間も無く2歳になる彼は、とにかくなんでも持ちたがる。そういう時期なのであろう。この日は近所にできたカレー店へ。テイクアウトの袋を私が持った瞬間、泣き叫ぶ。渡すと笑顔、一生懸命持ってくれる。引きずりながら。
そんな時に役立つのが、ダミーアイテム。ちっさい手提げ袋、巾着袋でもいい。とにかく持ち甲斐があるものだ。それを渡すと満足気に持つ。「俺は今、大人みたいにモノを持ってるんだぜ!なんでもできちゃうんだぜ!!」という欲求を満たすかどうかは、聞いてみたいとわからないが、多分そういうことなんでしょう。
近所なのでほぼ手ぶらで出てしまったことが災いし、今回はメインのカレー袋を引きずり倒されてしまったわけだが、なんとか家まで破れずに持ち堪えた。そして我々は美味しいカレーにありつくことができた。しかし、紙一重、ギリギリの結果論であったことを忘れてはダメだ。大惨事に備え、常にダミーアイテムは忍ばせておきたい。
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