見出し画像

#30 40歳独身男、hosobosoakinai(細々商い)の経済的自立奮闘記。『細々雑記# 4 細々商いの考える現代のヒエラルキー』

こちらの記事2758文字です。

読了所要時間、おおよそ11分です。(※私の読書所要時間250文字/分で計算しました。)


今回ご紹介させていただく記事は、次のような方に(もしかしたら)オススメです。

☑️現代におけるヒエラルキーって何よ!?なって頂いた方

☑️分断を感じ、理不尽を感じる方

☑️無償の愛を感じることがあまりなかったというような、私と同じような方


現代におけるヒエラルキーを、経済力を物差しとし、自助共助公助と言う考え方を当てはめることで説明できる気がするので試みます。


まず自助、共助、公助の私なりの意義を揃えます。
また、ここでいう収入は他人を貶めるような収入の得方の傾向が強いもの(特に搾取、収奪によって収入を得るというようなもの)は除くとさせて下さい。

自助とは自分の身を守れる状態。
ある程度収入が見込める、自分の生活は守れる経済力をお持ちの方というイメージです。

共助とは自助を満たし、他人の生活、暮らしを賄える余裕がある状態。
パートナーや家族、はたまた社員などを養える収入を見込める経済力をお持ちの方というイメージです。

公助とは自助、共助を満たし、文字通り公の利益に影響を与えられるような状態。
政治家や財界人のような方というイメージです。


次に4つの状態を想定します。

①自助もままならない状態

②自助だけ満たした状態

③自助を満たした、ある程度共助できる状態

④上記を満たした状態


次に上記4つの状態の傾向、状況を考えます。

①ではわたる世間は鬼ばかり。②③④が眩しくなる傾向。

②は、パートナーがいる、家族がいる、という方へのコンプレックス抱きやすい、好きで独身でいたとしてもまだまだその理由が理解されにくく、説明するとなっても面倒臭くなる傾向。

更にこれは2つに分けられます。

②ー1、承認欲求、無償の愛の両方満たされない状況。
②ー2、承認欲求、無償の愛のいずれか、または両方満たされている状況。

③は、統計調べていない現在の私にとっての主観的に考えたボリュームゾーン。世間、一般、普通、常識といった通説(俗説?)はここで醸成、形成されやすい傾向にあると、一方的、に考えています。

④公に影響を与えられる経済力を有する。その経済力の裏付けはやはり強固。無償の愛無き理不尽な言動、行為があったとしても、その強固な経済力ゆえ、不問まではいかないが、下位層の多くを、何となく納得させてしまう傾向。


このような感じで現代の大まかなヒエラルキーは築かれているように思えて仕方がないのです。


ここで分断を考えてみます。

私は一番大きな分断は②ー1と②ー2の間にある気がして仕方がありません。

要するに、承認欲求、無償の愛が両方または片方を満たせているか、それとも両方満たされていないか。ここに分断を感じるのです。

①ではあまりに肩身が狭い。

②の状況でも承認欲求、無償の愛が満たされてていなければ疎外感満たされないのは当然。

因みに私はヒエラルキーのハズレ値であるとつくづく感じます。①の状況であるにも関わらず、ある程度の承認欲求、無償の愛を満たせている状況なのです。


「人は絶えず偶然に翻弄される」

これは私が大好きな哲学者中島義道氏の、私を救ってくれた最も好きな言葉です。
且つ私にとっての大前提でもあります。

人間生まれてくる時代、環境は選べない。

これは恨み辛み、妬み嫉妬、卑下に苛まれ続けた私をどこか解放してくれたと考えています。

妙に納得ができ、もっと苦しんでいる方はザラにいる、と思えたのです。(正確には再確認なのですが⋯。)


分断は避けられないと思います。

しかしある程度②ー1と②ー2の間の隔たりを埋め、①、②ー1のボリューム抑制することはは可能であると私は思います。

「承認欲求は簡単には満たさないが、無償の愛だけは惜しみなくは捧げる。」

極端かもしれないが、これが分断抑制、①、②ー1のボリューム抑制になると私は考えます。

無償の愛が歓迎される理由、傾向はここにある気がします。

無償の愛が本当のチャンスの平等を与える。

ただし、承認欲求は簡単には満たしてはならない。

前提として欲はコントロールすべきものと考えています。

簡単に満たすことは欲の解放で際限なく求めるようになる。
手放したくないゆえの保身に走るなど悪循環をもたらし易い。

⋯などと私は考えます。

ここで思い出すのがプロ野球の名将野村克也監督です。

「三流は無視、二流は褒め、一流は叱る」

無償の愛という大前提の元、承認欲求を簡単には満たさない、ということを見事体現した一事例がこちらある気がします。

無償の愛も満たさず、当然のように承認欲求も満たさない。

これが己の保身ゆえであるのならば愚の骨頂。
理不尽な既得権益とはこのようなものに思えて仕方がありません。

人間どうしても独りで生きられないという前提では先細り、共倒れ必至の行為であると私は思えて仕方ありません。

「このような状況をあえて作り出している、嫌われ役を買って出ている。」

おそらくこのように切り出されるのかと思うのですが、その真意の見極めは本当に難しい気がして仕方ありません。

ですがもしそれが保身ならば理不尽な既得権益であると私は思います。

となると無償の愛のある④の方は理想の政治家、指導者である。

自助、共助もままならない、満たせていても保身であるかどうかも分からない、周囲に薦められるがまま④に上り詰められたのでは困る。

更にそこでうまく上り詰めることができたとしても理不尽な既得権益のような状況に至る。

もし途中気付いたとしても、同調圧力に呑まれコマとして扱われる。あるいは何とかして逃げ出す。

ハズレ値で内部告発組。

そのように分けられる気がします。


今回の考察で「無償の愛は他者に無限の可能性を与えうる」と思えました。

最強の他者貢献は無償の愛だと思えました。

万人のセーフティーネットが無償の愛であるとも思えました。


無償の愛という万人が感じ取れるセーフティーネットの構築の一助、ほんの少しだけでもので、担えることできないかな⋯と思う今日この頃。


…とエラソーなことかくいう私なのですが、

⋯現在も尚、

無償の愛より見返り求める有償の愛を求める傾向をつくづく感じます。

保身に走っちゃう傾向もまたつくづく感じます。

現在は自助もままならない状況なのでどうかご容赦頂きたいです。

⋯と文末は保身に走らせて下さい。


ここまでお読みになっていただいた皆様、誠にありがとうございます。

また、このようなアウトプットができる環境を提供してくださるnote運営の方、誠にありがとうございます。

ここで、厚かましいお願いであるのですが、もし共感していただければ「スキ」していただけるとうれしいです。

改めまして貴重なお時間いただき誠にありがとうございました。

これからも引き続きよろしくお願い申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?