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エコビレッジの種となるもの(エコビレッジのつくり方講演会に参加した気づき)

「山納銀之輔 エコビレッジのつくり方講演会」に参加した。YouTubeでお馴染みのマサイ族やミャンマーのシャン族とエコビレッジをつくる体験談を聞いたり、世界のエコビレッジの紹介などもあった。

講座で紹介されたエコビレッジの一例、インド「オーロビル」


後半はワークショップがあり、各テーブルで話し合い自分達でエコビレッジを紙に描いた。はじめに敷地を想定して「衣食住、癒し、医療、教育」の場所を話し合いながら描き込みエコビレッジの絵を完成させた。

翌日街を歩いていると昨日エコビレッジに書き込んだ建物がほとんどある事に気づく。無いのは畑や田んぼ、家畜や自家発電施設など。都会を離れ土地を買ってゼロから数人で村を作る。何だかピンと来ないのが正直な感想だ。
マサイ族やミャンマーのシャン族の人達はつくる事が当たり前の環境で生活しているのだろう。今の日本には沢山のものがすでに有りお金で必要なものが手に入るまったく異なる環境だ。そう考えるとその国や地域にあったエコビレッジづくりの形があり(銀ちゃんも国や地域で違うと言っていた)そこに住む地域の人達が自分達で考えつくって行くのが喜びであり醍醐味なのだと思う。
例えば日本も一昔前は都会にも沢山の個人商店があり区民農園があった。空き家など不要なものを整理し必要なものを足す。既存を利用したエコビレッジも可能なのではないか。

とはいえまだ体験した事のないエコビレッジづくりはハードルが高い。まず小さなステップとして自宅でキノコとコーヒーの木の栽培を始めた。育てているうちに買う楽しみから育てる作る楽しみに意識が変化していった。そのように意識が変化していきそれがエコビレッジの種となり発芽、成長しやがて日本中にエコビレッジと言う花を咲かせていくのではないだろうか。

エコビレッジのつくり方講演会に参加して学ぶ事が出来、自分なりに気づきが得られた。貴重な機会をいただきいた事に感謝します。


牛と共に暮らす


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