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宮は10年ごとの人生テーマ


命盤の中の宮はみんなこの順番で並んでいます。この順番というのは、例えば、命宮の右隣が兄弟宮ですよ、という意味でして、いきなり夫妻宮になったりはしませんよ、という意味です。命宮の位置は、上の図では左下になっていますが、場所は人によって違います。

これら、宮の並び順にも意味があります。

命宮は自分を表すメインの宮ですね。西洋占星術で言うと1ハウスみたいな所ですね。自分のホームであり、幼き時代の事ですが、例えば、ここからいきなり夫妻宮に飛んじゃったりしたらタイヘンな事になっちゃいますよね。結婚する前にちゃんと学校でお勉強しなくてはなりません💦

第一運はみんな命宮からスタートですが、第二運は兄弟宮が大限命宮になる人と、父母宮が大限命宮になる人にわかれます。

でも、第二運は学びの時代である、という事は皆同じですから、兄弟宮も父母宮も両方とも学生時代の様子を見たりする事が出来るのです。

メインの意味としては、兄弟宮はきょうだいを見る宮であり、父母宮は親を見る宮ですが、宮の意味ってかなりバラエティーに富んでいまして、例えば、兄弟宮は親しい友人を見たり、父母宮は先生や先輩など目上の人を見たりもする。

どちらも学生時代にはとりわけすごく重要な存在ですよね。なので、この二つの宮がどんな状態なのかで、学生時代のおおまかな様子がわかったりするわけです。どんな状態なのか、というのは、

どんな星が入っているのか
生年四化自化向心力はあるのか
どの宮から、どの宮へ交易の四化を飛ばしているのかいないのか
三方四正はどうなっているか

そんな事から読み解いていく。それは何を占う時も同じ基本のパターンですね。


宮の意味は、順番と同時に、対宮との関係で考えるとわかりやすいです。

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