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新車を買ったら、車を作る人たちの優しさを感じた話

4月私の愛車はひょうが降ってボコボコになった。その時のお話はこちらに書いているので、よかったらこちらを。

本当にいろいろ悩んだ末、新しい車を買うことにした。それまでハイブリッドを買う気は全然なかったのだけれど、前回の点検で台車がハイブリッドで、いざ運転してみたら乗り心地がとても良かったので、今回はハイブリッドカーにすることにした。

ボッコボコになった愛車には5年ほど乗っていた。アクティブクルーズコントロールと言う機能がついており高速道路などは速度を指定しておけば、ほとんど自動運転で走行できる、という機能がとて便利だった。

我が家では運転免許証を持っているのが私1人。この機能のおかげで姫路から夫の実家である新潟まで1人で運転するのがかなり楽になった。

前方の車が発信すればお知らせしてくれる機能や車線を逸脱したら、振動で教えてくる機能やなどもついていた。

前の車から5年で買い替えということになった。納車の日になり、新車に乗り込むと使い方を営業さんに説明してもらった。まず乗り込んで1番嬉しかったことがエアコンの操作がタッチパネルではなくなっていたこと。

私「あーよかった。ダイヤル式に戻ってる。タッチパネルはノールックで操作できなくてすごく不便だったんです」

営業さん「ですよね。あの頃なんでもタッチパネルがめちゃくちゃ流行ってたんでタッチパネルになったんですけど、いい意味で目が覚めたんだと思います」

私「他にこの車で便利になったこととかありますか?」

営業さん「この鍵をつかって操作すると、急発進を感知することができます、それからこのボタンを押しておくと、ブレーキを一度踏むと停止を維持できるので、駐車券とか取るときすごく便利ですよ」

ああ、駐車券は確かに便利かも。

営業さん「後は1年後からは有料になるんですけど、アプリで遠隔で車のエアコンをつけておくことができます」

私「なんかすごく未来きた感じしますね」

夏場車を涼しくしてから乗りたい人には最高と言って良い機能だと思う。

まぁ私はほとんど使わないだろうなぁ。

1ヵ月点検に来る約束をして新車を走らせた。私。数日後、買い物をして後部座席に荷物を置いて自宅の駐車場で停車した瞬間に運転席のウィンドウにこんなお知らせが出た。

後席の置き忘れにご注意ください。

ここ数年小さなお子さんが車にとり残されて亡くなる。そういう痛ましい事故が報道されることが増えていた。少しでもそういう事故が減ればいいと言う意味でつけられたお知らせなのだろうなということが想像できた。

車を作る人たちは事故が起きるたびに、どうしたら防げるかを常に考えているのではないだろうか。

後部座席のお知らせに車を作る人たちの優しさが見えた気がした。

現在でも使われている3点式シートベルトは1959年にニルス・ボーリンという人がボルボに勤務していた時に発明した。

1959年にボルボは3点式シートベルトを発明して特許を取得するも、安全は独占されるべきものではないという考えからこの特許を無償で公開した。このおかげで、3点式シートベルトは全世界の自動車に付いている装置となった。

Wikipediaより

後部座席のお知らせに3点式シートベルトのエピソードを思い出した。

今日も安全運転でいきたい。

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