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死とは何か?、ルドルフ・シュタイナーの本を読んで考えた (*ΦωΦ)ニャン♪

Noel の真理探究の軸は「ダスカロスの教え」(キリストの教え)にあります。その点については今後も変わることはありません。が、比較検討のため他のスピリチュアル思想についても学んでみようと思い、シュタイナーの著書を読み始めました。

人智学は人間を精神的にも、肉体的にも健康にするものです。精神科学人生を高め人生の苦痛が幸福へと変化します。そのように、精神科学の作用が外的な生活のなかで示されるにつれて、精神科学をいきいきと証明するものが増えていきます。

「シュタイナー〈からだの不思議〉を語る」42ページ
太字化はNoelが実施

エゴイズムのひとつである間違った解釈 にハマらないよう、伝聞ではなく本人の考えをまずは正しく理解すべきですよね……というわけで、じっさいに読んでみての感想は、シュタイナーの思想をそのままコピーしてじぶんの思想として採用はできないニャ……です φ(ФωФ=)メモニャン

といっても、否定したくて「採用できない」とゆってるわけじゃなく、みる角度が違うから違うものにみえるけど、同じものをみてることはわかるからオッケー……みたいなニュアンスで捉えてくださいませ。

シュタイナーがいまも強い影響力を持つ霊的指導者であるお陰で、いろいろ勉強できています。例えば、シュタイナーが「人間の死の過程」について語った部分 ↓

生命の糸」は、各人に与えられた分量に従って、いつかは擦り切れます。そうすると、アストラル体が生命原理・エーテル体から力を取り出してこなければならない時期がやってきます。アストラル体が、エーテル体のなかに蓄えられた力によって生きる時期がやってきます。その時期の到来を表すのが、記憶力、生産的な想像力の衰えです。

エーテル体は生産的なファンタジーと記憶の担い手です。人生の希望と勇気の担い手です。これらの感情が長く持続すると、エーテル体に定着します。これらの感情が、アストラル体から吸い出されます(Noel註:この部分は「これらの感情をアストラル体が吸い取ります」が正しい翻訳と思われるのですが…原著を読んで確認はしません)。アストラル体エーテル体の代償によって生き、エーテル体が手放したものが吸い尽くされると、物質的身体の創造的な力をアストラル体が使い果たしていく時期が始まります。その創造的な力が使い果たされると、物質的身体の生命力は消えて、身体は硬化し、脈拍は遅くなります。アストラル体物質的身体を侵食し、物質的身体から力を奪うにいたります。その力をアストラル体が使い果たすと、物質的身体が物質的原理によって保たれる可能性は、もはやありません。

アストラル体は自由になって、自我の生命と働きに徹するようになるべきです。自由になったアストラル体は、人生の後半にエネルギーを使い果たしたら、かつて自らが作り上げたエーテル的物質的な覆いを消耗しなけらばなりません。そのように、個人の生自我から作られます(Noel註:この段の意味がいまいちわからないかも?)。

木材に火を点けた、と考えてみましょう。炎が木材から出ます。しかし同時に、炎は木材を焼き尽くしていきます。炎は自らの母体である木材を焼き尽くすのです。これが炎の本質です。そのように、アストラル体は三度生まれ出て、炎が木材を焼き尽くすように、自らの土台を消耗するのです。個的な生は、を根源としています。がなかったら、意識的な個人生活はありえなかったことでしょう。私たちは死の起源を認識することによって、を理解し、把握します。人生の関係を認識することによって、人生を把握します。

「シュタイナー〈からだの不思議〉を語る」35-36ページ
太字化はNoelが実施

シュタイナー肉体(3次元)・エーテル体(4次元、感情の身体)・アストラル体(5次元、思考の身体)・自我(6次元、魂)の区分で使っているようです。

わたしは ダスカロスの体と次元の区別 に馴染んでいるので、シュタイナーの用語に逐一「?」がついてしまいますけど (;^_^A ……シュタイナーの語る人間の死の過程筋が通っていると感じます。ただし、上記のケースは人生の目的を果たし、ゆっくり時間をかけて寿命を迎える場合で、事故や災害などで突然肉体が破壊されるケースには当てはまらないように思えます。

というわけで、Noel が理解している」についてまとめておきます。

物質界(3次元)からサイキカル界(4次元)への完全移行……つまり肉体の死第1の死)は、「肉体」と「肉体の エーテルダブル」が完全に分離することによってもたらされます。そうなると肉体への エーテル・バイタリティー の供給が絶たれるので、肉体の機能が停止します。肉体のエーテルダブルはしばらく残りますが、それも徐々に崩壊していきます。

肉体の死」の際には、肉体のエーテルダブルの中にある情報はすべてサイキカル体(アストラル体)の 永遠の原子 に回収されるので、記憶が失われることはありません。

肉体の死後、人間はサイキカル体でサイキカル界(4次元)に移行し、その後しかるべき時期に「第2の死」を迎えてノエティカル界(5次元)へ、さらに「第3の死」を迎えてノエティック界(6次元)に移行します……が、潜在意識的に生きるひと自己意識的に生きるひと とでは移行時の意識状態は大きく異なってきます。

潜在意識的に生きるひとの場合、「第1の死」に気づかないまま4次元で生きることがあり、そういうひとは意識が眠りこんだような状態で「第2の死」→「第3の死」を迎えて次の転生を待つことになります。そういうケースでは転生後、じぶんの過去世を覚えていることはないでしょう。

過去世の記憶の封印は、聖なる 神の慈悲 によるもの……と解釈しています。

感情や思考を制御できない状態過去世を思い出してしまうと、現在のパーソナリティー は過去世の記憶に翻弄されてしまいます。後悔や自己憐憫の沼にハマったり、あるいは一切の反省なく酷いことを繰り返したりするかもしれません。過去世の忘却はそういうことをいったん止めて、過去につくったネガティブな エレメンタル を非活性化しやすくするための配慮といえます。

原因と結果の法則 は正しく働きます。

潜在意識 に蓄積された エレメンタル によって個々の人間の 一時的パーソナリティー が構築されるので、それぞれの人間の背負うカルマはすべての転生において過不足なく表現されます。じぶんがどのような過去世を送ってきたのか? それはいまの人生とパーソナリティーをつぶさに観察すれば、自ずとわかります。必要なのはじゅうぶんな時間意志の継続……それだけ。

というわけで、しばらくはシュタイナー祭りですヽ('∀')メ('∀')ノヮッショィ!!

いっぱい本が出ているのでどれから読むか迷いますが、とりあえず kindle 読み放題のやつから攻めてみます (*^^)v