(5)タロットで次元を超える
はじめに
前回の記事で、「数字」で解釈する12サインについて書いた。
極論すれば、12サインから〇〇座とかいう星座ネームを引っぺがし、1、2、3という数字のみにしても構わないと思っている。
例えば、牡羊座は1/12、牡羊座の1度は1/1/12と番地みたいな表記にする。牡牛座16度なら16/2/12。太陽系(Solar System)ローカルのルールっぽいので、尻尾にSSつけて、16/2/12SSとかいいかも?
数字だけでみるほうが、変な手垢がついてない情報が取れそう。ただ、適用範囲が大きく、抽象化されすぎているという問題がある (*^ヮ^*)アハハ♪ そこらへんはまあ……好みでテキトーにやるべし。
というわけで、今回は。人間の意識が3次元から6次元へ、「3層の螺旋階段」を昇るようにステップアップしてゆくことを解説してみようと思う (๑•̀д•́๑)キリッ
「次元超え」の最大の難関は、次元と次元の間にテレビ周波数みたいな振動数の相違があることだと思う。リモコンないと画面が切り替わらないのだ。で、振動数切り替えのためによく使われるリモコンが、いわゆる変性意識というやつではなかろうか?
とはいえ、普通はいきなり変性意識に入って、「サイキカル界にいる死んだママンと会話してま~す」とか。できませんよね σ(^_^;)アセアセ… もちろん、わたしもできません。なので、振動数を合わせる(チューニングする)ためのトレーニング(錬金術)が必要になってくるのですよ。
ーーー(2021/11/13 追記)ーーー
この記事をアップした後、ロバート・モンロー氏の「究極の旅」および、ブルース・モーエン氏の「死後探索シリーズ」を読んだ。それによって、死者やガイド、上位次元との接触は「誰でも簡単にできる」と理解した。単に、その経験を夢や空想、思い込みや錯覚だと決めつけていただけで、さまざまな情報を非物質界から実際に得ていて、意思決定に活かしてきたことに気づいた。
お陰で、非物質界の探索に、自信と確信を持てるようになった。
ーーー(追記おわり)ーーー
てゆーか、カッコ内で錬金術とか知ったかぶりしてますけど。ほとんど何も知りません。「鋼の錬金術師」は漫画も読んだし、アニメもみましたけど。錬金術に関するマジメな本はちゃんと読んでないし、読んでもすぐ忘れるし、、、で、そんなわたしがテキトーに解説すると、「石ころを金に変える」のはメタファーで、錬金術とは3次元オンリーだった人間が霊性(多次元性)に目覚めてゆくための訓練じゃね?、です。
では、霊性に目覚めるってどゆことですか?ってなりますが。えーと、それは……何となくオーラ(エーテル)を感じるな~とか。印象的な夢をみたり、何かの弾みでフッと意識飛んで不思議体験しちゃったりして。あれ?、何だか非物質世界のほうが根源的でリアルかも?、などと気づくことから始まるのではないかと……まあ、そんな感じで。ユルっと考えているヾ(●`ω´●)ノ゙ ナメ㌧ノンヵ? ワレェェェ!! ゛(ノ><)ノ ヒィ!!
えーっとですね。このへんを「言葉」で説明するのは難しいので、まずは体験してみましょう。で、どうやって体験するのかというと、誰もが毎晩みてる夢を活用するのがもっともお手軽なはず。
夢はいろいろ応用可能だ。とくに何も意図しなくても、じぶんがいまもっとも必要としている学びやアイデアへのヒントがそこに出てくる。また、夢に限らず、半覚醒状態でウトウトしているときは変性意識状態になっているので、そのとき浮かぶヴィジョンや思考にお宝がたくさん埋まっている。何はともあれ、重要なポイントは夢やヴィジョンの内容を記録し、分析してゆくことにある。
コツコツ続けているうちに意識とは?、エーテルとは?、非物質的な体験とは?、というのがわかってきて、物質を超えた存在である自己の本質=魂を思い出すはず。
次元の定義、タロットにおける次元シフトのポイント
まずは、次元の定義を明確にしておこう。用語解説 にも書いたが、わたしの定義はシンプル。
この3界が、いわゆる二元性に分離した世界。ここを超えて6次元(ノエティック・ステート、魂、クラスターのレベル)になると、非二元のいわゆるワンネスとかノンデュアリティの世界……らしい。けど、このへんはまだ理解が中途半端。もっと体験が必要なので、今後に乞うご期待。
で、ここからがやっと本題。
占星術で、4次元、5次元の世界にアクセスする「抜け道」を探ることができる……てなことを過去の記事で書いているが、タロットもまた、そういう用途に使えるのでは?、と考えている。
まずは大アルカナ。
わたしは占星術も、タロットも、等しく数字が基本だよ~派なので、数字をキーワードにして考察してみる。
大アルカナは22枚、数字でいえば0~21まで。しかし、これをあえて下記のように31枚、0~30まであると仮定してみた。これは、12サインの30度の説明 と同じ手法だ。
次元を超える振動数の変化を起こすポイントは「9」(18、27)→「10」(19、28)にあると考えている。
「次元超え」できるかどうかは、「9グループ→10グループへの移行」の際、意識をどの次元にフォーカスするかに左右されると思う。
3次元内でクルクル回り続けるので満足であれば、1~9までのカード以外は不要だ。10の「0」が示す枠を3次元の中に置き続け、3次元内にある自己実現で満足すればよい。が、本当の意味での自己実現というのは、次元超え(意識の上位シフト)なのだと……キリストもお釈迦さまも仰られているのです。
3次元を超えたい場合は、意識的に「0」の枠をサイキカル界(4次元)を含めたところまで拡大する必要がある。さらに、1~9をテキトーにすっ飛ばし、振動数の高い次元(新たな0)へ移行するのは難しそうなので、「1~9のすべての数字を均等にマスターすべし」と、下記記事で書いた。
占星術も、タロットも、「1~9の数字」を基礎に、「12を1つの周期」として扱うところが似通っている。
12を1周期として、はじめと終わりの「3」つの数字を重ねて並べてみた。
ここまでが、サインの30度およびタロット3周目までの12。これは憶測だが、6次元以上になると、12で1周期のルールは消失する……というか、数学法則そのものに変化が起こると感じられる。5次元までの常識が通用しない世界。なので、以下はただの数字の羅列だ。
9で折り返して数字を順番に重ねてゆくと、縦列の数字の1桁目と2桁目の数字を足したものがすべて同じになる。で、上下の数字を引き算すると9。縦列は初項1~12、公差9、項数 ∞ の 等差数列 だ。1桁目と2桁目を足して1桁の数字に還元する方法は、「9の法則」で働く。当たり前のことだが、こうやって並べてみるまで気づかなかった。
9までのブロックに限ってみると、横列の数は9、縦列の数は11で、50が完全に中央に来る。左上と右下の数字の差は10、一桁の数字が同じ。右上と左下の数字の差は8。
このような規則性はたいへん美しい。数字のひとつひとつが、それぞれエネルギーを発し、特定の形に組み合わさることで生じる波長に意識を絞ると、ボンヤリとした輪郭がはっきり見えてくるように感じられる。エーテルの海の中に生じる9と12のリズム……そして「抜け道」は「9」→「10」にある。
小アルカナの4元素とエーテル(第5元素)
エーテルに関しては、小アルカナに対応をみつけた。
小アルカナは4つの組(スート)に分かれ、それぞれ四元素に対応している。
また、各スートは、以下のように分類される。
10までの数札は物質界(3次元)を、人物札は人間の物質性と非物質性を示すと考えている。ページ、ナイト、クイーン、キングは、人間が単なる物質(四元素)の寄せ集めではなく、物質の上位に在る霊的存在であることを示しているのではなかろうか。例えば、下記のように現わすことができる。
タロットは占いの道具にステルスし、その実体は3次元から6次元への「抜け道」案内書なのだと思う。
(6)につづく