光とは何か?/波動する宇宙
光とは、何であろうか?
物質界(3次元)における光は、太陽や電灯などの光源から放射される 電磁波 である。光は “波動” していて、わたし達は光の “波動” を 視神経 と 脳の視覚野 で翻訳し、形や色などの情報として識別している。
人間が肉眼でみることができる光は、可視光線 と呼ばれている。
物質界を構成する “波動” のうち、人間が肉眼で捉えたり、科学的に測定できる周波数帯はごくごく限られたものである……が、存在の世界 にあるものすべてが “波動” しているのだ。
上(高次)に有るものは、下(低次)にも有る。
物質界の “波動” は、高次のものが低次において現象化したもので、根源をたどればそれは 絶対無限の存在 の “意志の喜び” であり、あらゆるものの原因となる “創造の光” なのだ。
地球を構成するエレメントとエーテル/地球のエーテル・ダブル/月は「苦悩の霊」の隔離施設
地球を構成するエレメントとエーテルについて、ダスカロスは以下のように説明する。
地球を構成するエレメントは火と水と土(固体)の3つではなく4つでは?……と、疑問を持たれるかもしれないが、4つめのエレメントはエーテル・バイタリティー(気)ゆえ非物質(エネルギー)である。その件については、エレメンタル(想念形態)を構成する4つのエレメント(気、火、水、土)を説明した記事にも書いた。
地球には3つのエレメントのほか、高次の電磁的な特性を持った 4つのエーテル が存在し、地球の 高次の体(サイキカル体、ノエティカル体)や エーテル・ダブル(エーテル対応体)の組成に使われている。
ダスカロスの「エソテリック・ティーチング」から、惑星(地球)について書かれた箇所を抜粋しよう。
「物質地球」および「物質地球のエーテル・ダブル」は、7つのエレメントで構成されている。
「物質地球」は土・水・空気・火の4つのエレメントで構成され、それが テトラクティース の世界を表している……って、アレ? 「真理の言葉」とは説明が異なっている……が、これは「物質地球」の構成に、“気”(エーテル・バイタリティー)が必要不可欠であるからだろう。ダスカロスの場合、矛盾しているようにみえても内容を慎重に読み込めば、秩序立てて書かれていることが理解できる。
本題に戻ろう。
「物質地球」の エーテル・ダブル は、霊的なトリアド・ステート(三つ組み状態)を表す3つのエレメントで構成されているというが、具体的にどのようなものかについての説明がない。察するに、それらは 感覚エーテル、運動エーテル、刷り込みエーテル の3種のエーテルを構成するエレメントと思われる。
で、今回、上記の続きを読んでいると、、、とある件に関するじぶんの思い込みというか、、、間違いをみつけてしまった、、、
わたしは以前、「月のサイキカル界は、地球のサイキカル界に完全に収納されている」とかドヤ顔で書いてました、、、正しくは、「地球と月のサイキカル体のエーテル・ダブルは一部近接していて、ごく稀に重なることもある」です、、、
·°(৹˃ᗝ˂৹)°· ゴメンナサイ
ともあれ、月が「苦悩の霊」の隔離施設……というのは事実と思う。
苦悩の霊とは、転生と転生の合間に6次元に戻れなくなった人間、もしくは闇のベールに包まれてしまった悪霊のことだろう(悪霊については後述)。で、これは私見であるが、「地球のサイキカル体のエーテル・ダブル」と「月のサイキカル体のエーテル・ダブル」の重なる時期には、ノード(白道と黄道が交差するポイント)が関係していると考えている。
では、地球のノエティカル体の解説へ。
サラっと書いてあるが、ここも重要!
「地球外の天体」を非物質的に訪れることができるのはノエティカル体……もしくはサイキカル体とノエティカル体を同化させた サイコ―ノエティカル体 なのだ。
知識や能力を得ることのリスクと利点
「真理の探究者」は、「肉体のエーテル・ダブル」や「惑星のエーテル対応体」を意識的に扱うエクササイズを継続的にやってゆく。その過程で忘れてはならないのは、知識や能力がもたらすリスクと利点である。
堕ちた者(悪霊)たち
読書中の「ジョシュア・イマヌエル キリスト」の第20章に、堕ちた者たちについての説明があった。
堕ちた者たちとは、いわゆる悪霊(悪魔)たちのこと。
堕ちた者たち(悪霊)は、じぶんは 絶対無限の存在 より偉いと思い込み、闇のベールに包まれて絶対無限の存在から分離してしまったと信じ込んでいる “永遠の存在たち” なのである……ってアレ? それってもしかしてわたしのこと?……と思えなくもないが、人間が完全に悪霊化することはない。
人間の3つの体 を創り、常に人間に寄り添っている大天使たちは、悪霊による人間の肉体やパーソナリティーの乗っ取りを許さない。が、人間は ネガティブなエレメンタル(人-悪魔)をつくることができるので、そこに悪霊は付け込んでくる。悪霊は大天使たちとは真逆で、人間のつくるネガティブなエレメンタルにしか共鳴できないのだ。
悪霊には、グループを統括する大悪霊がいるという。彼らの名前は、彼らの波動が闇のベールを通過する時に出る音なのだとか。
なかなか、おどろおどろしい感じですが、、、悪霊への対処法はあるのでご心配なく。
悪霊は、人間の肉体や現在のパーソナリティーを乗っ取ることはできない。しかし、人間のつくった「人-悪魔」(欲望-思考型エレメンタル)は、人間の肉体や現在のパーソナリティーに憑依することができる……ということであれば、対処は自明である。「人-悪魔」を非活性化し、代わりに「人-天使」(思考-欲望型エレメンタル)をつくることで、「人-悪魔」につけ入るスキを与えなければよいのだ。
とはいえ、口で言うほど簡単ではない。新約聖書・マタイによる福音書12章 には、人間がつくった「人-悪魔」(汚れた霊)の手強さが説かれている。
「人-悪魔」の性質を、イエスは以下のように説明する。
「人-悪魔」は場所や人や動植物に宿るものであり、それがいったん宿ってしまうと、実や種(ポジティブな結果)がもたらされることはなくなる。
過去にじぶんがつくった「人-悪魔」が戻ってきても、「お前の居場所はどこにもない」といって追い出せるようになるため、エゴイズムの性質とメカニズムを知ることが必要なのだ。
それと同時に、天使的波動への アチューメント も心がけよう。口から出てくる言葉は嘘をつけるが、波動は誤魔化せない。天使的波動は頭で考えてつくり出すものではなく、ハートから無条件に放射される “愛” なのだ。正しい思考にその波動を乗せると、素晴らしい「人―天使」をつくることができる。