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(1)天体の影響はエーテルを媒介にして及ぶ

あとがきのような解説

このマガジンは、2021年の5月22日に第1回を、9月29日に 最後の記事 をアップした。その後、1ヶ月ほど置いてから、いま書いているような「見直し」を行っている。

文体を統一し、すべての記事をまとまりよく編集してゆくことを考えたが、最初の時点では思いもよらなかった気づきを得た「考察の過程」を消さないほうがよいと思った。あえて成長足跡を残しておく……というわけで、ある程度の加筆や修正はしつつ、掲載当初のニュアンス(おちゃらけたアホっぽさも含め)が失われないよう配慮する。

今後も、占星術とタロットへの関心は維持するが(たぶん)、わたしは占いやリーディングを生業にしているわけではない。興味の矛先はすでに別のところに移っている。マガジンを書き上げた時点で明確になったのが、「分離した自己の統合」、「意識のシフト」、「多次元世界の探索」が今世における「魂-自己」のテーマだということ。占星術とタロットは、その探究に役立つツールのひとつという扱いである。わたしにはもっと他にやるべきことがあるのだ。

まず第一に、地球3次元を楽しみ尽くす(とは物性の中に捕縛されないことであって人間関係はきほん薄味)。そして、分離ではなく統合へ向かい、他者への奉仕(は自己犠牲ではなく自発的で普遍的な愛)を意図したい。そして、いつかどこかでじぶんのクラスターに完全帰還し、新世界の探究者になる……これに尽きる。

このヴィジョンは、14年前に読んだロバートモンロー氏の「究極の旅」ですでに得ていた。

しかし当時はまだ、モンロー氏の真意を理解するために必要な「経験」や「知識」が欠けていた。

あれから紆余曲折あり、ようやっと、生きる意味と目的を明確にすることができたと思う。そのタイミングが30年に1度の「進行の新月」が起きる今年というのが、モンロー氏と同じクラスターに属するブルース・モーエン氏のいうビッグクロック、わたしが星の時計とイメージする「大いなる創造主のタイムスケジュール」のミラクルな仕掛けの見事さといえる。ただし、この仕組みは、3次元的に占星術で先読みすればわかるような容易い代物ではない。頭だけ、口先だけのわかったではなく、身に染みる、腑に落ちるレベルの理解は多重時間的、多次元的に展開される。この感覚もまた、無条件の愛のバイブレーションと同様に言葉にするのが難しい。

以上を前置きとして、拙い探究の軌跡を楽しんでいただければ幸いだ。わたしは占星術とタロットの使われ方に関し、たいへん残念な感想を抱いてきた。確かに、占星術はすばらしくよく当たる(ように思える)。人生の羅針盤として、これほどアテになるものはないのではないか?、という説得力を持っている。この点は、出生、進行、経過の3重円を読めるレベルになったひとは肌身で感じられるだろう。が、リーディングを3次元的な言葉や具体的事象、利害関係などに落とし込めば落とし込むほど、人間の意識(ことに自由意志の側面)を運命論と物質性の中に押し込め、依存的にしてしまう閉塞と疚しさを感じるのはなぜだ?、と思う。

2次元平面ホロスコープ上の惑星や恒星から、人間の(6次元)がわかるとはとうてい思えない。机上の占星術は、「魂の放射」を後追い確認するだけ……

ホロスコープより、目の前にある人間そのものの放射がはるかに眩ゆく感動的だ。もちろん、みているのは3次元で表現される人格ではない。ペルソナの向こうにあるをみる。そうすると、あらゆるひとが恒星(6次元)の輝きを放っていることがわかってくる。

なにか違うぞ……という違和感……それが原点となって書き始めた。「魂-自己」としてのじぶんに目覚め、より広く高度な意識状態へ自他を解放する占星術とタロットを期待している。むろん、占星術やタロットを知らなくとも、霊性意識(非物質次元)の探究はできる。特定の信念、思考に縛られる必要はない。じぶんの感情思考の選択に自主性責任を持つ生き方……それができれば、あとは融通無碍である(以上、2021/10/20に追記)。

用語の変更について

ーーー(2022/3/13追記)ーーー

ダスカロス特有の用語いい換えて使わないことにした。

数字式の意識シフト(3)を書き終えたとき、単に「普及しているから」という理由で、神智学用語のアストラル界、メンタル界などを使ってしまったのは軽率であり、そのせいで重要な観点見落としていたと気づいた。

ダスカロスは、サイキカル界(4次元、感情)とノエティカル界(5次元、思考)の混在を サイコノエティカル と表現し、サイキカル界とノエティカル界はある領域では「ほぼ1つのもの」と述べている(数字式でいうと1921 の領域)。思考感情が混じり合うのは、4次元(感情)よりも振動数高いレベルにある5次元(思考)が容易に4次元に浸透できるからだ。「感情」に混じっている「思考の質と量」は、低次の感情ほど「粗く少なく」、高次の感情ほど「緻密で多い」というふうに考えるとわかりやすい。

また、ダスカロスは6次元よりも振動数の高い7次元を、コーザルステートと呼んでいる。それ以上の次元についての呼称はないが、13次元モデル の中心にある「次元」までの呼称をすべて得られるのは、今後の考察を行う上で好都合と考えた。

上記の理由により、これまでアップした記事のアストラル界(体)はサイキカル界(体)に、メンタル界(体)はノエティカル界(体)に修正し、6次元にはノエティックステート、7次元にはコーザルステートの呼称をつけ足すことにした。

ーーー(追記おわり)ーーー

マガジン第1回はここから

太陽が双子座の時期は、言語ちっくなる。

感覚優先(それもわりと重め^^;)な牡牛座のときとは明らかに違っていて、やはり自ら輝く恒星である太陽の影響力はパワフル……と感じる次第。

で、ふと思い立ち、徒然なるまま西洋占星術について書いてみたくなった。かなり長くなりそうなので、マガジン化し、シリーズ(4)まで書いたところで、タイトルを内容に合わせて「数字と図形で考える西洋占星術とタロット」に変更した(2021.06.04)。

わたしの占星術歴は15年ほど……だろうか? 興味を持ったのはそれ以前だが、その手の本を読んでいると前夫に思い切り嫌な顔をされたので、、、封印。で、2004年に離婚。その後はどんな本も自由に読めるようになり、占星術の鑑定も3人くらい受けてみた。が、じぶんのような冥王星コンタクト人間が、他者のいうことを素直に聞くはずない(笑)。「自力で読めるようになりたい」と思い、そこから本を何冊か買って勉強した。

でもまあ、そもそもプロになる気は全くなかったし。ずっと占星術にかじりついていたわけでなく、他にも興味の対象は多々あり、さらに喰って生きてゆかなきゃ!、ということで占星術をやってるどころではなかった。

さらにじぶんの場合、ホロスコープの西半球にある4天体のうち、3つはICに近い4ハウス、あと1つが7ハウスちょい手前の土星なので基本、「他者」とかかわることが主体の人生 and 好きな人格ではない。要するに、プロ=対価もらって生活している鑑定家やカウンセラーのように、他人とかかわってナンボな暮らしは向いてないのだ。

というわけで。

穴だらけでもかまわない、ホロスコープをザックリ読めればヨシ!、の感覚でやってきた。ゆえに、基本的なところも応用的なところも、総じてポロポロ抜けてる。占星術がいかなる経緯で研究、継承されてきたかなどの知識も皆無だ。もとより乏しい脳みそ絞って、勉強する気も起こらない ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

と、そんなヤツの書くものなので真に受けず、へー、ほー、ふーんで受け流してくだされ。

では、まずは便利で怪しい、Wikipedia先生にご登場いただこう。

おおー、めっちゃ詳しい! 勉強になりますた、おわり。

ちがーう!ヽ(`Д´)ノ

ってか。ザーッとスクロールしただけ、、、字数の多さにメンドクセー感がにじみ出る、、、言語感覚に優れた双子座太陽の季節なのに。天然アホっ子は字数が多いと気が萎える、、、ので、シンプルにやるっす。

占星術って何デスか?、と訊ねられたら、それは天体影響力を探求する学問であると答えたい。

天体とは、衛星、惑星、彗星、恒星、星団、星雲、銀河など。宇宙空間にあるさまざまな物体のこと。

で、それら天体影響力は、肉眼でみることのできないエーテル」と呼ばれる媒介物質(エネルギー)を介して及んでいる、と解釈している。

Wikipedia から引用

エーテル (神学) - アリストテレスが四元素説を拡張して提唱した、天体を構成する「第五元素」。

諸々の天体エーテル(第五元素)を介し、ノエティカル界(5次元)、サイキカル界(4次元)、物質界(3次元)に引き起こす現象や法則性を解明してゆくのが占星術では?

要するに、占星術の根幹は非物質レベルにあるという認識。ここが逆転し、物質レベルから占星術を理解しようとするので、非科学的といわれてしまうのだと思う。

物性霊性に従う。科学は、物質性を超えた霊性の研究に必ず行き着く。物性しか見えない眼では届かないところに絶対無限の存在創造主ほか、お好きな名前でどうぞ)はある。

そんな感じで。西洋占星術タロットついて考えるシリーズをスタートさせてみた。

(2)につづく