体育会人材のイメージをアプデしよう。
こんにちは。イチグウ株式会社代表取締役の星野雄大です。
今回のテーマは体育会人材についてです。
巷では体育会系とも言われていますね。
そろそろ、「体育会人材」という定義をアップデートしていきませんか?
というお話をしていこうと思います。
最近感じている疑問は
「体育会人材」とは?
そして、「体育会人材は今の時代で求められているのか?」という点です。
体育会=根性がある
というお話は、昭和の時代で終わったと思っています。
しかも、ここで言う「根性がある」は「過酷なことでも言われたことを遂行できる」という認識が強いと思っています。
この弊害は「きつくても言われたこと"だけ"をやる人材が生産される」ことだと思っています。
別に良くないですか?
きついことをやれる人材って重宝されないんですか?
と思われる方もいるでしょう。
私の答えはノーです。
VUCAの時代と言われているこのご時世で「言われたことだけをやる人材」は間違いなく置いてかれます。
「VUCA(ブーカ)」とは、ビジネス環境や市場、組織、個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になっている状況を意味する造語のこと。「Volatility:変動性」「Uncertainty:不確実性」「Complexity:複雑性」「Ambiguity:曖昧性」という、4つの単語の頭文字から成ります。VUCAはもともと、冷戦終了後の複雑化した国際情勢を示す用語として、1990年代ごろから米軍で使われ始めた軍事用語です。2010年代になると、ビジネスシーンでも使われるようになりました。
昭和、平成、令和と時代が変わっていき
スポーツへの取り組み方も変わってきています。
なのに、体育会人材が社会に出た時の期待が
昭和と変わっていないのは疑問に感じます。
みなさまが思っている以上に
「体育会人材」という定義はアップデートされていません。
そして意外にも当の体育会人材も
「俺たちは根性がある」と思っているケースがあります。
いや〜、根性ない人はないよ。
まさに私が根性ない体育会人材の代表格ですから。
体育会人材という定義をアップデートするには
現役体育会人材が「自分の売り方を変えていく」しかないです。
なので、現役体育会人材の方は「根性」を強みにしないでください。
では、どうしたら良いのか。
自分で考えてください。笑
自分で考えられるのが令和の体育会人材です。
良い参考例が
大谷翔平のマンダラートではないでしょうか。
参照:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/02/gazo/G20130202005109500.html
目標を達成するためには
何ができて、何が必要で、何をすべきか
を考えられる力って、実はすごい力だと思います。
参考までに私が感じている令和の体育会人材は下記です。
・自ら高い目標設定ができる
・自ら目標を達成するためのKPIを設定できる
・履行力が高い
・行動に移す力が強い
・振り返る力が強い
・割り切ったコミュニケーションが取れる
・体調管理の重要性を理解している
昭和の時代の体育会人材との違いを一言でいうと
自分で考える力がある
でしょうか。(昭和の体育会人材を馬鹿にしているわけではないです)
そういうブランディングしていきませんか?
まとまりのないことをつらつらと書きましたが
私も一応、平成の体育会人材の類なので
バカにされないように頑張っていこうと思います。
イチグウ株式会社
代表取締役 星野雄大