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理系学部卒で良かったなと思うこと。

「えっ、星野さんって理系なんすね!」と、私が理系であることを知るとびっくりされることがよくあります。

高校時代は数学と物理が好きだったので自ずと理系に進むことが決まりました。大学時代はC言語が必修だったので自称エンジニアと言っても許されると思っています。

理系出身の私が、大学院には進学せず、研究職にも就かず、エンジニアにもならず、なぜ営業からキャリアを歩み、採用支援をしているのか。

学部生で就職するか迷っている人は参考にしてください。

学部卒を選んだ理由

本音で言うと下記の二つになります。

・単純にこの世界でトップを狙える自信が無かったのでドロップアウトした。(98%)
・航空宇宙工学を学びたかったが趣味の範囲以内で十分だなと思った。(1%)
・企業説明会で研究職は何一つ魅力に感じなかった。(1%)

大学に入ったのにもかかわらず興味のない領域の勉強をするのは無駄だ!と端を切ったのは良いですが単位をものすごい落とすことになり、勉強についていけなくなり、理系科目が嫌いになりました。(嫌いになったというより、専門的過ぎる部分に興味を持てなかった)

【まとめ】
大学院にまで通うほど熱はなかった。
なら就職したろ!って思った。

営業職を選んだ理由

ちょっと馬鹿にしてる考えですが本音ベースで下記三つになります。

・理系で営業という時点でマイノリティであり差別化出来ると思った。
・泥臭い営業職ほど、この価値は高まると思った。
・難しい商材であればバリューを発揮できると思った。(申し訳ないが、脳筋には勝てると思った)

【まとめ】
ファーストキャリアで金融業界でかつ証券会社を選んだため、ある程度戦略通りだった。
だけど、意外と自分も思った以上に脳筋だった。(馬鹿にして申し訳ございませんでした)

ちなみに...
営業職としては銀行と証券会社しか見ていませんでした。証券会社にした理由は「RPGみたいでおもしろそう」それだけの理由でした。

理系学部卒の強み

私が感じた理系(学部卒)×営業の強みです。

・理系なんですと言うだけで真面目な人だと思われる(顧客もなぜか喜ぶ)
・理系という理由だけで分析系とか営業以外の仕事を振ってもらえる
・理系という理由だけで根暗でも許してもらえる(「飲み会行かないっす...」が通用した)

【結論】
間違いなくデータの取り扱いは他の人より上手かったが、この強みは二年目には消えます。

入社後の努力の方が圧倒的に大事で、大学の4年間なんてその程度です。

ただ、一つ言えることは理系は結構勉強してるはずなのでインプットする習慣は出来ています。(これが本当の強みで、意外と大事な要素)

そして今、採用支援をしている理由

これもまた不思議なご縁で、現在は採用支援をしています。
特に、エンジニアの採用支援をメインに行なっていますが「自分が理系出身であったこと」が今更強みとなっています。

もちろん、新たに勉強することばかりですが、エンジニアについての理解が原体験からできているのは大きいと思っています。

・・・

取り留めもなく書かせていただきましたが、学部卒でも成るようになります。
研究職へのチャンスは狭くなる可能性はありますが、必ずしも研究職に就く必要もないのであれば、学部卒での就職はお勧めです。

イチグウ株式会社
代表取締役 星野雄大

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