満月図リーディング|2024.11.16牡牛座満月
立冬過ぎて数日。暖かな日中も、もう今週末限りでしょうか。
本日明け方、牡牛座で満月を迎えました。
いきなり余談ですが、いつも、新月満月のチャートはホールサインハウスシステムで出しているところ、今回はプラシーダスハウスシステムで。なぜかというと、日の出後のチャートなので、図として太陽が東の地平線から顔を出してるように見えないと、どうもしっくり来なかったからです。とはいえ、いつも両方とものチャートを出して、どちらも確かめながら読むようにしています。
さて、今回の満月図からは、どんな語りかけを拾えるでしょうか。見ていきます。
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『ほんとうにくつろげる場って?』
そんな問い掛けを感じる星図です。
まず、とってもカンタンなケースでたとえ話をします。
ピクニックに出かけた先で、お昼を食べるのにレジャーシートを広げるとき、どんなことに気をつけるでしょう。
“気にしい”のレベルは、ヒトそれぞれだと思いますが、「目的に沿った場を、どう整え、確保する?」について、まったくザルというヒトのほうが珍しいかなと思います。
「細かいことは気にしなーい!」というおおらかさんでも、『熊出没注意!!』という看板を見かけたら…ちょっとは考えますよね?
もともとの好みや質をベースに置きながら、何度か経験を積んで成功したり失敗したり、ヒトの「やってもーた」も見聞きしたりしてるうちに、おのずと(というか、いやがおうにも)チェック項目ってそろってくるかなぁと。
水たまりはないか。踏んづけたらコマル落とし物はないか。
シートを傷つけるような石や尖った破片はないか、あったらどけよう。
めくれ上がらないように、風向きはどうか。
川べりの不安定なところは気を付けて。
できるだけ平らなところで、斜面は避けたいね。
ベンチ付近に蜂の巣? わー離れとこ。
ゴツゴツ岩場よりも、草の上のほうがフカフカしてて好き。
水汲み場やトイレが近いと安心かも。
日差しが強すぎるなら木陰を探そうか。
こっちの公園は、土日はアイスクリーム屋さんが通るよ。(いいねーー!!これからの時期なら石焼き芋??)
…などなど。
たとえ話がながくなっちゃいましたが、
「これがいい」というちいさな希望の積み重ねって、どんなテーマにも付いてくるし、やるたびに洗練されてきていますよね、というところに目線を合わせてみてください。
その、各シーンでの営みの全体像や相関図が、今ここに来て、みんなの中にだいぶ蓄積されてきてる。
「それ、◯◯って言われてたけど、じっさいは△△だったんでしょ?」
「あ…これって情報元は~~ぽいな。結果は? ハァーなるほど…」
「こっちでは@@って言われてて、あっちでは%%… え、どっち?」
というように、見透す筋力が鍛えられてきた。
つまり、仕組みだとか、情報の出来上がり方のカラクリや種明かしが、ある程度まで、どうやらもう行き渡ってしまった。ヘンな混ぜ方されてるところには、ちゃんと違和感を感じ取れるようになった。
そういう状況が整いましたよー。と、今回の満月図に散らばる各配置から受けとめています。
太陽は蠍座25度、サビアンシンボルは『X線写真』、つまりレントゲン。
これまでは見透しにくかった、隠された部分は明らかになってきた。
手に取るようにわかるようになった、鼻が利くようになった。
セカンドオピニオン、サードオピニオンまで集まりやすくなってきた。
風評には振り回されない、もう誤魔化されることなく、核心が透けてみえてくる。
月は牡牛座25度、サビアンは『広い公共の公園』。
個人の意識の持ち方・努力により社会や環境が豊かになり、その豊かさが個人へと還元される。
ヒトの意見に耳を傾けつつも、さて自分は、どういう希望を持っているのか? 折しも今日から土星が順行します。再点検が済んだルールで、これからの真・善・美を見定めてゆくのに、よいターニングポイントになりそう。
その他、星図の中の目立つ配置も見てみましょう。
射手座にいる水星と双子座にいる木星はオポジション。互いの支配星同士が角度を取るミューチュアルリセプション。それぞれの得手不得手をカバーするトレーディングでみんなでなんだかニッコリ。まわりを鼓舞することで自分も元気づけられる。
獅子座にいる火星は、今はちょっと浮き気味。
正当性や、成果を誇示するような動きは焦げ付きそう。
熱心な説得、布教、アピールを見たら、ちょっとクールダウン。ヒトにはヒトの信念があり、そのヒトなりのちょうど良さがあることを忘れずに。
等身大であるかどうか? のメジャーにかざしてみるワンクッションもあるといいかも。
IC(天底)と合の魚座土星、アウェイをどうこうする前に家内安全、笑門来福。その範囲において、「どこまでもカバーできるもの、救済できるものでないと…」。
牡牛座の月と天王星が合。セルフケア、他からの預かりもののケア、または対人関係に実用的なブレークスルーが起こるかも。
今回の満月図からは、ざっと、こんな雰囲気を読み取りました。
前述しましたように、魚座の土星が今日から順行に転じ、来る20日には冥王星が水瓶座に移動します。そして26日から水星逆行。
インパクトがそれぞれにありそうですが、みなさんは、近頃なにを感じ取っておられるでしょう?
わたしはここ数日、急転直下でなんだかソワソワ。それを脇に置いて、進めることは進める、という離れワザ(?)のトレーニングかもしれません。それらすべてが天体の動きのせいかどうかは、じつは検証し難いと思うのですが、そもそも天体って、ひとつひとつが強力な磁力のようなものを持ってウロウロしてるものだと感じておりますので、わたしたちへの影響はそりゃあるんでしょうよ、と信じています。
2023年3月下旬以降、山羊座と水瓶座を行ったり来たりしていた冥王星。20日を境に、約20年ほどかけて水瓶座を旅します(そのあとは魚座へ)。
1年と8ヶ月に渡る冥王星水瓶座ターンの予行練習、けっこうキツいこともあったけど、そのおかげで、枠を作り変えることはできた、と振り返っています。
水瓶座を表すキーワードは、“I know わたしは知る”。
ヒトの言動、まわりの変化はサクサクとコントロールできるものではないですが、わからないことであっても接点を持とうとすることはできるし、知ろうとすることはできる。世界を知るための方法、ルート、知ったあとの身の振り方…、自分なりに試行錯誤してゆきたいです。
オマケのカードリーディングは、つぎの投稿でお届けします。
星の一葉 ⁂ ほしのひとは
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