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新月図リーディング|2025.2.28魚座新月
こんにちは、星の一葉でございます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こちらは日常のなかに帰省旅を混ぜ込んで、また日常に戻ってきて数日。リズムを作り直すランディング期間。アタフタしながらあらたな“今”に馴染もうとしているところで、旅のあいだのことは少しずつ消化するのがよさそうです。
さて、本日9時45分ごろ、魚座で新月を迎えました。
いつものようにチャートの雰囲気を読んでお伝えしていきます。
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『自らが望む理想のイメージをふくらませ、探るとき。いつかどこかでハッと夢から醒めるけれど、今はまだ空想と模索の雲の中…』
個人の思惑は、いろいろなドサクサに紛れて、見えにくーーーーい。でも、「今はそれでいいの、見たかった夢を見させて」、といった印象。
夢見心地でありながら、みんなが意見交換できるおおきなダイニングの席には付いていて、おおよそ考えうる、すべての可能性や経験をふんだんに盛り込んだスープのような、まだ名前のない新メニューをその場の全員で試作中、といった雰囲気を感じます。
アセンダントは牡牛座27度、サビアンシンボルは『ビーズを売るインディアンの女』。
インディアンのビーズが象徴するのは、部族で受け継いできた文化の産物。女は自分の属している伝統を愛し、信頼し、「ね? コレ、素晴らしいでしょう?」とプレゼンし、世間と関わろうとする。
「オレがオレが!」「わたしがわたしが!」という若くて個人的なツッパリは鳴りをひそめ、産み育んでくれたおおきな背景や文化に身を浸し、バックボーンとして頼ったり、必要があればそれらのエッセンスを差し出したり。尖りは丸くなって、「クラシカルなアレ」に落ち着く。というところが今回の新月図のスタート地点。
その、信頼を寄せる「クラシカルなアレ」が、意外なところで味を発揮し、安心感につながりそうな配置があります。
太陽と月は魚座10度、『雲の上の飛行家』。
捨て身で対象に飛び込む、その思い切りの良さは立派! けれどもいったい、何に飛び込んだのだか??? 受け取るにしても与えるにしても、実体よりイメージの中の虚像がよく見えてしまうようなら、今はいっそ、モラトリアムなのだと割り切って、空想にふけるのにちょうどよい時期なのかも。
チャート(新月図)のてっぺん、MCは水瓶座7度、『卵から生まれた子ども』。
「それは◯◯さんがそういうなら、そうなんじゃない?」とか、「なるほど、考えたことなかったけど、そうとも言える」とか、何に対しても肯定、一理あると認めるような態度。ものすごくオープンなんだけど、どこにも深入りしないし何を考えているかわからない。あらゆる束縛から自由でいたい、という度数。アセンダントの『ビーズ売りのインディアンの女』からすると、とんでもない飛躍に映るでしょうね。アセンダントとMCのサインはスクエア(葛藤、あちらを立てればこちらが立たず)になるのはこういうところかとおもいます。
11ハウスに天体が大集合していることも鑑みると、個人の動機がまわりの状況のなかでしっかり揉まれて、実現するかはともかく突飛なことも自由に言い交わしたりして、なにか、みんなにとってちょうど良いアイデアが芽吹くのを待つ、そんな望みも感じます。
…というわけで、冒頭のとおり「雲の中、夢の中」であり、なんでも入れちゃえーとぶっ込んだスープ鍋である、との見立てが転がり出てきました。
今持たされている恵みを、出し惜しみするでもなく、いつでも取り出したりなにかと交換したりできるようにしておくとよさそうですね。
以上、今回の新月図から受けとったメッセージでした。
ここからは少し雑談ですが、
実家から遠く離れて暮らしているひとは、年に何回くらい帰省されるのでしょうか? わたしはわりと遠いほうなのですが(福岡⇔兵庫)、帰省は少なくとも年に2回、帰れるときや家族の行事があるときは年に5回以上帰ったことも。家族や友人の顔を見れたらホッとします。それとは別に、懐いた土地への親しみというのがあって、年を取っても消えないどころか、年々募ってるんでは、と、今実家がある兵庫や、幼年期から社会人になるまで過ごした奈良を訪ねると、そのたびに言葉にならない感覚を味わいます。離れてるからこそなのでしょうかね。
毎回の帰省旅でおもうのは、自分を取り巻くモノにも自分のなかにも、変化が起こっているなぁということです。そのなかでも、変わらないことってなんだろうか、と確かめてみたい気持ちを温めています。
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毎年、十日戎に福男レースが行われる、アノ門。
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急遽、行きたかったとこリストから浮上。
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上りだけケーブルカーに乗車。
進行方向逆向きに座って淀川を眺める。
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こちらはその閼伽井。
記事タイトルの写真はこのお社の一部分。
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そこから徒歩10分ほどの唐招提寺へも参拝。
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尼ヶ辻駅に出るのもそう変わらない。
それなら散策、というわけで、
宝来山古墳(垂仁天皇陵)にも立ち寄る。
このあと近鉄電車で奈良まで寄り道して
東大寺参拝。写真撮ってナイ。
この日、母の歩数計は二万歩、
父の歩数計は一万八千~九千歩を記録した。
よく歩きました。
同じ星図を共有しながらも、配置が甘く当たるか厳しく当たるかは、そのかたの生まれたのときの星図(出生図)との兼ね合いにより、出方はそれぞれです。どうぞ気楽にお楽しみくださいませ。
それでは、また。つぎの投稿でお会いしましょう。
星の一葉 ⁂ ほしのひとは