Am I ready?|藤井風さんが唱えるfaithに想いを馳せ、出生図に人物像を読む①
これって、エンタメとの出会いにも言えるのかなぁ。
というのも…
For some reason,(どういうわけか、)
5月の連休明け、Youtube のオススメにあがってきた動画を視聴してみたら、あっという間に引き込まれて、あたらしい音の世界がわたしの前で幕を開けた。
それは、藤井風さんの出演する Tiny Desk Concerts JAPAN の動画。
世間様の熱狂から遅れること、軽く数年。
無名時代からの古参ファンにおかれましては、2010年頃から応援しておられるのだし、さいしょは数滴から始まった波紋がぐんぐん育って、今や銀河ひとつ分くらいの渦になっているというのに。
自分はなんと長い間、この歌声を見送ってきたんだろう! と愕然としているのだけれど、あのように大きなプロジェクトでありムーブメントなのだから、思い返せば自分のところにだって、これまでコンタクトがなかったわけではなかった。けど、すぐそばに来ているのに、そのときは目が合わなかったんだ。
2024年5月吉日、とうとう閾値に達したのか(なんの?)、それとも冒頭のように、弟子ことリスナーであるわたしの準備が、ようやく整ったのか。
藤井風さんのパフォーマンスとようやく目が合って、しっかりと自分にも届くようになって、なんか、オススメ、ありがとう。
以来、新参ファンとして、過去の弾き語りカバー動画やMV、インタビュー記事に猛然とキャッチアップするなど、だれかやなにかにハマったときのルーティンを素直に発動させている。
藤井風さんのチャートに見る人物像
占星術の学徒としては、出生図も見逃せないのである。
「ストーリーズでご自身の出生時間への言及がありましたよ」とのことで(仙台のヒーリングサロン、インスパイアさんのブログより🙏)、自分でもチャートを出して読んでみた。
チャートを拝見して、風さんの実際の活動に、星の配置の影響が映し出されていると思われる箇所と、「うつくしすぎる表れだ」と思った点をいくつか記しておきたい。
記しておくのだけど…
テーマはなんであれ、こうして文章や言葉にしてモノゴトを分かつと、分かちきれない部分や、どうしても拾いきれない養分のほうが圧倒的に多いことを常々おもっている。
さらに占星術のルールや解釈に照合して「こういうことが考えられるのでは」という伝承や分類からの、言ってしまえば“こじつけ成分”も含まれる。
それでも自分は、“こじつけ”と蓋をしてしまうよりも、そこに共時性(シンクロニシティ)が観られる神秘、巡り合わせの不思議に注目して心躍らせる側で語っているので、読んだ方々の想いや考えからして「えー?そーお?」という部分も数多あるかもしれないけれど、「ちがうと思うけど、そう読もうと思ったら読めるのか、ふーん」とか、あくまでもある一方向から光をあてているヤツの観察記として読んでいただけると幸いにおもう。
ここでは藤井風さんの出生チャートより、
1.愛と信仰を広めるお茶目なお坊様、のような一面
2.風さんを取り囲むご家族、brotherhood & sisterhood
にフィーチャーして、占星術の解釈を交えながらまとめてみる。
1.愛と信仰を広めるお茶目なお坊様、のような一面
チャート主の“本人”の座であるアセンダント(円弧のいちばん左、ACが示すところ)は、そのひとの容姿や佇まい、キャラクター、他者に与える印象を表す。
ここが射手座ということは、
・おおらかで人当たりがよく陽気、大雑把で調子がいいところもあるけど、憎めないキャラ。
・精神の高潔さ、視野が広く博識(このことから、遠くに行ったり国際色豊かになることも)。
というあたりが基本的な意味合い。
それと、これはヒトハ的観察になるけど、風さんに限らず、射手座が目立つひとって、スラリと長身のひとが多い印象。それと、どこかしら僧侶らしさが漂っている(合掌が似合うー。あと、お数珠や書道とかも)。
射手座の支配星である木星の象意がそのように出るのは、あながち遠からず、ではないだろうか。日頃、風さんが語る言葉や歌詞、ライブでのMCは、いずれとも「自らを愛し、人も愛する」とか、「信仰心」への導きとか、師の法話のように聞こえるのも射手座の象意が感じられ、とても魅力的だなーとおもう。
『grace』のMVはインドで撮影されていましたね。まだ風さんが赤ちゃんのとき、お母上とインドを旅されたというエピソードも、しっくり馴染む感じがします。
2.風さんを取り囲むご家族、brotherhood & sisterhood
チャートルーラーの木星は善意と拡大を表すラッキースター。3ハウスに在泊しており、身近な環境からの恩恵と、兄弟姉妹との良好な関係が暗示される。これは、風さんの生い立ちを知ると「わー、そのまんま!」とうれしくなってしまう配置。
四人兄弟姉妹の末っ子としてたくさんの刺激や愛情を注がれてきたことは、インタビューで語られている。
さらに、音楽の活動をとおしても、さまざまなbrotherhood & sisterhood との交流が、風さんの世界を彩り豊かにしている様子を観せてもらうことができる。
3ハウスは水瓶座。
博愛的でバラエティ豊か、ちょっと変わり者や曲者すらも、風さんを取り囲む人物像として、にぎやかに浮かんでこないだろうか。風さんいわく、実のお兄さんは、「僕より変な人なんで」。これも3室水瓶座の表れっぽいなーと、読んでてニヤニヤしてしまった。(お兄さんご自身は牡牛座生まれなんですけどネ)
ほかにもリサーチしていたら、非公式だそうですが、KAZE.WIKI なるサイトがあり、そちらによると、風さんのマネージャー河津知典さんは水瓶座のお生まれ。河津さんの太陽は、風さんの天王星と合ですね。これはまた、なんという引き合い…! お互いがお互いに変化をもたらす、伝説にふさわしいお相手。あっぱれすぎませんか。
さて、この水瓶座の木星は、7ハウスの双子座太陽と4ハウスの牡羊座土星と吉相(小三角)を結んでいる。
この太陽と土星には、お父上の存在が想われてならない(占星術では太陽および土星を父親の象徴と読めることからも)。
幼少期からずっと風さんのそばにいて、音楽や英語だけでなく、生きる上でのいろいろな哲学も惜しみなく伝授されてきたというお父さん。あまりに生真面目過ぎて、ときに息苦しさも感じていたこともあった、と語られていることから、牡羊座の土星の持つ品位の厳しさを想う。
けれど、この牡羊座土星は双子座太陽と水瓶座木星から好角度でリセプション(※)を受けている吉相。鬼監督なことには変わりないけど、的確なルールでうんと成長させてもらえる、手堅くありがたい重鎮として浮かび上がってくる。
活動の場を移した先でも、こういうおおきな存在には常に恵まれるだろうし、ご自身がそのような人物を体現してゆかれるだろう。
(※)リセプションの専門的な解説は割愛しますが、ざっくりいえば「それぞれをVIP扱いする」とか「優良な提携先」とか「渡りに船」とか、とにかくありがたい意味合いだと思っていただければ◎。
そして、双子座の水星、水瓶座の天王星は、ともにドミサイルで品位がよく、天秤座の月とともに風のグランドトラインを形作る。
月は母親を表すので、お母様は賢くてフレンドリーな御方なのではないかなー。
ちなみにインタビューでは、
と語られている。
(そういえば、風属性の最終形態は「ピースメーカー」って、いけだ笑み先生が新刊でおっしゃっていたけど、まさに!)
名前どおり、“風”エレメントが強調される大三角形、さらに射手座の冥王星が弓を引いてカイトとなり、よりおおきなプロジェクトでこそ発揮されるエネルギーをスムーズに集める。そんな配置の恩恵を感じます。
…チャート読みの注目ポイント、まだたくさんあるんです。全部書きたいけど終わる気がしません。
長くなるので、続く投稿にて
3.衣装・スタイリングに映し出されるサイン別雰囲気
4.弾き語りデビュー、オポジションという引き金
にテーマを絞ってまとめます。
星の一葉 ⁂ ほしのひとは
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