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満月図リーディング|2025.1.14蟹座満月

こんにちは、星の一葉でございます。

ゆうべ、当記事をまとめるためにnoteと満月図を開いていたのですが、不意にゆら~ゆら~と揺れを感じました。 ネットで地震速報を確認、灯油ストーブは揺れが止まってから、ハッ、と、大きな揺れが来ないうちに消火。その後、福岡市内では余震による体感はないのですが、気持ちは引き締め気味に。揺れが大きく、余震の続く地域の無事を祈っております。

いろいろな刺激から来る心身の動揺を、決して軽んじるわけではないのですが(とくに自分はビビリですから)、そこにとどまるわけにもいかないのが、街中暮らしであっても、まだほんの少し残っているなけなしの野生かとおもっています。いつものできることをいつものように。

というわけで、満月図リーディングです。

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1月14日、7時28分ごろ、蟹座で満月を迎えました。

満月図(ASTRO DIENSTで作成)


今、できることを愛し深める。まずは自らの充足、然るべき人や場所に還元するのは、チカラがついてから

太陽・月・海王星・天王星が、クレイドル(揺りかご)という図形を形作っています。クレイドルは「窮地において援軍来る」「ピンチに調停者」と読みますので、希望を見失わないで吉。

先月の双子座満月図は、「縁の下でなんかやってる感じ」と括っていましたが、今回の蟹座満月図にも似た雰囲気を感じています。双子座満月の、まだ遊び心の残る下書きから、「この線」と選び抜いて清書するようなイメージ。

引き続き、あまり表沙汰になる目立つ動きを急ぐよりも、しっかりと信頼のおける筋固め、ですとか、あえて奥の院を訪ねて秘儀に学ぶ覚悟のようなものを感じるチャートです。

太陽は山羊座24度、サビアンシンボルは『修道院に入る女』、月は蟹座24度、『南から差し込む太陽に照らされたところにいる女と二人の男』。

アセンダントは水瓶座4度、『インドのヨギが自らの治癒力を示す』。

人里を離れるように見えるけれど、楽隠居なんて程遠い、むしろ人里の源流に近づいて、別の角度から、これまで暮らした人里を守る、という目的意識を持った、文字通り修験者のような厳しさにスポットが当たります。修行明けには、スッキリと軽いエッセンスを取り出し、扱えることを目指して。

月は蟹座。どこにあるよりも快適なので主張も素直。サビアンシンボルからして、たとえば実験的に、世俗から離れてコミューンをつくるような動きに気持ちが高まりそう。純化のため、異質なものはいったん排除する。6室のための6室、すなわち実務、セルフメンテナンス、修理修繕のはかどり。

月のすぐそばにある火星は蟹座で居心地がよくないうえにアウトオブバウンズ(赤緯が高い)。ちょっとしたことでも規格外になりがち、と読めます。これはどなたさまにお伝えするよりも前に、自分に言い聞かせたい注意ポイント。

ミカミ・ポーラ先生が、「蟹座の火星など、品位のよくない天体は、刺激のある薬味(豚汁における七味唐辛子やネギ)、少量でめっちゃ効くけど入れすぎたらアカン、用法用量をよく守って」、という、永遠のホームランのような名解釈を折に触れ発信されておられますが、今回、アウトオブバウンズにある火星(元旦~4月8日まで)は、ピリ辛どころか激辛になりがちなのでは。ということを肝に銘じたいとおもいます。

2室魚座には、エネルギーがどんどん注ぎ込まれてオーバーフローしてもおかしくない感じ。海王星ドミサイル、金星エグザルテーション(双子座木星をリセプションでさらに満タン、スクエアなので剛速球かもしれませんが)。土星の抑えがあることに、なんかホッとします。

また、この満月とほぼ同じタイミングでドラゴンヘッドが牡羊座から魚座に移動したことは、魚座はじめ柔軟宮(双子・乙女・射手)、水のサイン(蟹・蠍)が強いかたには、何かしらわかりやすいものがあるかもしれませんね。サイクルの巡りによるインパクトは他人事ではなく、自分でも観察を続けたいですし、ドラゴンヘッドが牡羊座にあった期間の検証もしておきたいです。

チャートルーラーである天王星は、太陽と月それぞれにタイトな吉角度。IC(天底)を揺るがすような動きが見えたとしても、必ずつぎへの伏線が張られる、という希望に見えます。守るべきものを守るための意思表明、主張は、他に依存することなく、しっかりと行う。

水瓶座2度の冥王星は、アセンダントとは合、太陽とはサイン違いだけど、接近しているので合寄りと取るか? いずれにしても、コントロールできないこと、予期できないことをどうにかしようと躍起になることなく、「万事塞翁が馬」と割り切って、できることはあきらめなくていい。

全体的に、目の前のことに拘泥しつつも、まだ表れていないことや目には見えない援軍に気持ちを向けたり、感謝をしたりすると、足元があったかい。そんなふうに読みました。


さて、毎月の新月満月のリーディングの際に、オマケでカードを引いていましたが、少し考え直しまして、2025年は太陽星座の移動に合わせて引いていきます。今年の第一回目は、太陽が水瓶座に移動する1月20日ごろに投稿いたします。

月に二度から一度と回数が減りますが、これまでと同じようにご覧いただけますとさいわいです。


ここからは余談ですが、
少し前に、自分用のタリスマン(お護り)として、『星をのんだ かじや』という本、それに真鍮と銀でできたネックレスを取り寄せました。

「気が多くて、ついつい気移り目移りしがちなところを鎮める」、というところに意識をおく旗印として。

流れに乗る楽しみ、あちこち訪ねる楽しみは、いいことでもあるのですが、自分の出生チャートにも表れているように、度が過ぎがちなので。。。調停者に来ていただいた次第です。

外箱のデザインがタロットっぽい^^
HAND FORGEDとは、「手で鍛造したもの」という意味。
同封の小さなカードには鍛冶屋。
ディスクにハンマーの刻印。


『星をのんだ かじや』については読後の感想をまとめました。

まあ、チャート読みの延長の遊びみたいなものですが、けっこう切実でもあり。

ではまた、つぎの投稿でお会いしましょう。

星の一葉 ⁂ ほしのひとは


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