第一期をみんなで振り返ったら、ふんわりした空気が流れた
8月15日は#対話のコミュニティ 第一期を振り返るミートアップでした。
例によって「後でつらつら考えたこと」をまとめてみます。
時間全体にふんわり和やかな空気が流れるなかで、「参加できないイベントがあっても置いて行かれず、引き続き参加できるのが嬉しい」という感想や、二期に向けての提案も出て、こんな場所にいられてうれしいなと感じました。
りょうじさんからは(わたしにとって)大きな宿題が出ました。対話会で「未来の話」をしたい。その際聴き手は「応援アドバイスをしない」ことが大事。
何ですって?!
迂闊な応援はわたしのようなオバチャンの大好物です。特に若い人に対してはもう娘や息子みたいなもんで、自分の若い頃の反省も相まって、めちゃくちゃ応援したくなるのです。
対話の場では「いいねぇ、どんどんやったらいいよ!」は距離が近すぎるのだそうです。
みずPさんによると、コンサルではコーチより近い距離感になるのだとか。言われてみればコンサルの方が「促す」雰囲気がありますね。
迂闊に応援できずちょっと寂しい気がしますけど、あることとつながりました。
対話会での相づちで、使わないようにしていた言葉は「いいですね!」です。相手の承認という意味では使いたいのですが、「良い」「悪い」のジャッジにつながると感じて避けていました。
アドバイスも同じなんだ…どんどんやりたいかどうかは本人が決めること。そこを横取りしない。
聴き手の言葉でまとめようとする、アドバイスする、ジャッジする。決めつける。
普段の会話で多用していればしているほど、聴く側は身動きできなくなります。で、これらは全部「頭」でやっている。
これらを手放すと、聴き手は素で聴いて、頭ではなく腹に浮かんだ言葉を返すしかなくなる。すごい抽象的で自分でも何だかつかめていないけれど、話し手にできる応援はそれに尽きるのかもしれません。
さて、その後はブレイクアウトルームでこれまでの感想や今後への提案を話し合うことに。今回ご一緒するのはMAさんとMIさんでした。
3人とも初回ミートアップのサクちゃんの回には衝撃を受けていました。MIさん曰く「サクちゃんは聴くことの守・破・離でいうと離の人で、いきなりだったのでビビってしまった。」
確かに。いきなり達人来ちゃった感あったなぁ。
だとすると、対話会で練習を重ねた後半で来ていただいたら、メンバーの衝撃が和らいで違う展開になったかもしれません。
対話会は続けたい。新しい方との関わりも楽しみよねというのも一致した意見でした。
MIさんはあらかじめ用意したメモを元に理路整然と話してくださったのですが、すみません、頭からすっかり抜けてしまいました。聴けてないことに愕然とします。だけどサクちゃんの回の感想は覚えていました。それはMIさんの感情が伝わってきたから。
(本題とは外れますが話す上で「感情を開示する」ってとても大事なのでは? わたしは波風立てたくなくて感情を開示する努力を怠ってきたので、ここは開拓ポイントです。)
MAさんからは、「自分の持っていないものに憧れるよね」という話が出ました。
MAさんはフットワークの軽さ、関心が幅広くてアイデアが豊富なところ、周りを包み込むような共感性をお持ちですが「落ち着いて静かなんだけど核心を突く感じ」になろうとしがちだったと。(MAさんこの辺のニュアンス違っていたらご指摘ください…一言一句正確じゃないので)
思わず吹き出してしまった。イヤイヤそれはMAさんじゃなくなりますって!
だけど、これって…
わたしもずーっとやってきたこと。MAさんみたいに動けたらなって。
それだけじゃない。「でもムリだよね、できないよね」って思ってた。諦めているくせに、手放せなかった。MAさんよりよほどタチが悪いよ…。
自分を責めてもいいことないって、昨今はいろんなメディアで目にします。
でもこうやって、気づきもせずほぼ自動的にやっている。「いいな、すごいな」がそこで終わらず「そうなれない自分はダメなんだ」になっている。
この自動思考に気づくことができたのは大きかった。気づけば止められる。
強みの掛け合わせ作文、折に触れて読み返そう。
自分へのダメ出しを減らして見える景色が楽しみです。
ありがとうございました。