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「自分を大切にする」にモヤモヤしたら、身体を大切にしてみよう
「自分を大切にする」とは、自分の願いを知り、大切にするという意味で
使われることが多いと思います。
それは自分の思いつきや好みを全て通そうとすることではありません。
だけど…すぐにやろうとすると難しくないですか?
自分を大切にしていたら「わがまま」と思われるのでは?
自分を大切にするって、具体的にどういうこと?
そのモヤモヤからわたしが抜けられたきっかけは、
療養を続ける中で出会った、医師の言葉でした。
思うように動けないと訴えるわたしに、
「休んでいいんですよ、病人なんだから。」
何だか当たり前の言葉ですみません。
だけど、いま読んでも涙が出てきます。
あ、わたし病人だったわ…
そうだよね、休んでいいんだよね、とようやく気づきました。
(病気の有無に関係なく、疲れたら早めに休むことはとっても大事!)
そこで始めたのは「自分の身体を大切にする」ということでした。
・いつもより15分でもいいから早く寝る
・気づいたらその日のうちに爪を切る
・湯船にゆっくりつかる、丁寧なスキンケア。
・自分の身体をさする、撫でる
・「具合が悪いので休みます」と素直に言う
そうやって最初は身体にフォーカスしていたのですが、
「やらなきゃと思ってイヤイヤやっていたこと」
「着たい服の素材や色」
「こんなことに時間を使いたい」
そういったことにもだんだん気づけるようになってきました。
自分が休めなかったのも
家に居るんだから家事はやらないといけない、という義務感と
少しぐらい調子が悪くてもやらないと出来なくなってしまう、という自己不信と恐怖で縛られていたのだなと、今ならわかります(うっかりすると戻りますけど)。
自分を大切にしたくなったら、まずは自分の身体を大切に。
そこから始まることってあなどれないよ、という話でした。
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