まいにちのこと
空のグラスで、溶けた氷が泳いでた。
なんの意味もなくストローでクルクルして、
その通りに規則正しく流れるアイスティーの残骸が、
意志が無い自分と似てて、なんか虚しくなった。
(アイスティーが意思を持ったらとても怖い。)
そのあと気分だった餃子食べて元気出た。
その時の気分で食べるご飯は美味しいし、
餃子は世界を救うなと本気で考えてしまった。
なんだか単純だなと思う。
大抵の嫌なことは寝たら忘れてるし。
単純でわかりやすくて良いでしょ??
って思う反面
単純でつまんなくて自分のことぶん殴りたくなる。
マツコも言ってたけど
愛されるとか可愛いとかお金とかさ、
いつだってわかりやすくみんなの共通の幸せの定義を求めてて
それが足りてるか欠けてるかで
自分の幸せの定義づけとかしちゃって、
まあ落ち込むんですけど、
自分自身との関係の中の肯定感とか自信から感じる満足感とか
そういうの全然ないから
やっぱ他人基準に依存しちゃう訳ですよ。
そうかんがえたら、単純なのって最大の防御なんですかね。
そうなんですか?
知恵袋とかに載ってますか?これ。
まあつまんないけど、他人依存の感情ジェットコースターを点検してくれる整備士はどっかで死んでるだろうからな。
多分犯人はインスタのキラキラ投稿してる誰かも知らない他人。
何言ってるかよくわかんなくなってきた、
結論、自分のトリセツとか作っちゃう西野カナは凄くて偉大ってこと。
自分の機嫌の取り方まとめて「これからもどうぞよろしくね」なんて言えちゃうんだから。
アイスティーの残骸が、完全に氷が溶けただけのただの水になった時には
私たちの別れ話はほとんど終わっていて
単純な私は喫茶店での別れ話なんて
なんかベタだなとか思いました。