(現状最も効果が高い)自分に合うレーベルを探す方法
1.Apple Musicのステーション機能を使って2週間で4つほどリリース決まりました
まず、Apple Musicのステーション機能ですが、下記の方の説明が1番分かりやすいかと。
実際、自分がやったことを例に書きます。
たとえば、Four TetでApple Musicでステーションを作る。
そうすると、Four Tetの類似アーティストがどんどん出てくるので、その中で気になったものはアルバム表示してレーベルを確認しても良いし、discogでアーティスト名で検索してレーベルを確認して、Soundcloudやメアドにデモを送る、という訳です。
これは、時間と手間が掛かるのだけど、ヒマな人じゃないと出来ないことなんで、差別化を図るって意味では、ヒマな人はやってみる価値あるかな、と。
自分はこういう事をやるのが好き過ぎるし、Apple Musicのステーションでどんどん新しいアーティストやレーベルを見つけて、リサーチして、デモを送る、って作業は楽しいです。
ただ、本当、真面目にやると、新しい1レーベルにデモを送るのにつき1時間くらい掛かるので、1日5レーベルくらいデモを送るのが限界な気はする。
これを2週間やってたので、デモを50レーベルくらいには送ったのでしょうか、結果、そこからアルバム1枚、EP3枚ほど決まりました。
今まで、オレは何をしてたんだwwwって感じですが。
ただ、これはApple Musicに限らず、Spotifyでも出来るかと。
2.これの良い点
良い点は、「自分の想定外のアーティストに出会える」ってことでしょうか。
たとえば、2014年ころの自分を例にとると、当時、Erol Alkanが大好きで、彼のレーベルPhantasyが好きだったのだけど、それ以外の類似のレーベルを知らなかったのです。
そうすると、場合によってはPhantasyでリリース出来ないと詰むという状況になると言う訳です。
けど、ステーション機能を使えば、どんどん類似アーティストが出るので、Phantasyが無理でも、ESP InstituteやSafe Trip、Inciensoなど選択肢はかなり広がるし、分母が増えるので、そうすると、リリース可能性が上がるかと。
言うなれば、1人の異性に告白するより、10人の異性に告白した方が付き合える可能性は上がるってことでしょうか。
とにかく、自分の中にある「見落とし」をApple MusicのAIというんですかね、それによって補完してくれるので、
「あっ、こんなアーティストもいたのか、このレーベルにも送ってみよう」
となります。
本当、この「見落とし」を少なくするというのは重要で、2014年当時の自分はESP Instituteは知らなかったし、本当、ただただErol Alkanが好き過ぎて、周りが見えてませんでした。
なので、そういった「主観」から離れて俯瞰できる要素もあるんで、是非どうぞ。
もちろん、DJ選曲で使うのもアリだろうし、自分の感覚も大事なんだけど、発見という意味では、本当に役に立つツールかと思います。
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