雨空と日常の前向きな変換
text by 星海里帆 ( @rihohoshimi )
「あぁ、今日は雨かぁ……」
このセリフを、どんな感情で言っていると捉えたでしょうか?
「あぁ雨だ、最悪だぁ……」
といった意味合いか、
「あぁ雨だ、嬉しいなぁ……」
といった意味合いか。
ほとんどの人が、「最悪だぁ……」の方で読んだんじゃないかなと思います。
実際に、雨はネガティブに表現されることが多いし、
自分の好き嫌いや状況に限らず、ネガティブな意味でとらえがち。
たとえ読んだ本人は雨が好きだったとしても、
「雨か、最悪だなぁ……」といった意味合いで書いてあるんだろうな、と判断することが多いと思います。
それくらい、雨に対するネガティブなイメージは強い。
では、実際に……
朝起きて、雨が降っていたら。
最初に何を思うだろう。
「最悪だー!」
と思うか、
「雨の日もなかなかええなぁ……」
と思うか。
「雨が降った」というひとつの事実に対して、
感じ方は人それぞれ。
しかも、正反対だったりする。
ポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるか───。
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雨の日。
空はどんより、湿度も高くてジメジメしてて、
ネガティブなイメージを持ちがち。
だけど雨音の生み出す癒しの時間も、私たちの暮らしには必要で。
どんよりジメジメを嘆いても、どうせ雨はやまないから。
せっかくならポジティブな時間に変換していきたい。
雨に限らずどんなことでも、
少しでも楽しく、ポジティブにとらえられるようになりたい。
それができたら、毎日が楽しくなるなと思いませんか?
でも、現実問題として。
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