トレーニングバットはこれを買え②~盛大に投資をしろ編~
三十路前にしてイチゴ大福を喉に詰まらせたマーモットです。
前回は意味の分からんバットを買うぐらいならメディシンボールを買った方がいいというお話でした。
今回はその続きというか、もう一つのおススメバットのご紹介です。
②プロベロシティーバット
結構前に買ったのですが、過去イチで良かったです。
この道具の意図としては、バットの振り出しを①適切に②速くすることです。①はまずは後ろ手の使い方の習得です。バットを振りだす際に両手を身体に近づけるように振ることで回転半径が小さくなり、いわゆる最短距離(≠上から叩く)でバットが出るようになります。②は先ほどと同様、回転半径が小さくなることでバットスピードやバットの初速の向上が期待できます。
フィギアスケートの選手がトリプルアクセルをするときに腕を小さく畳むのと同じ理屈です。スケートの腕=バットを持った手と考えれば、手が身体の近くを通ることでバットを速く振れる理由も合点がいくと思われます。
これを使っている選手でBrandon Lowe(TB)がいます。
みんな大好きBaseball Savantから今年のスタッツを見てみましょう。
身長体重ともにMLBの平均に満たない選手ですが、Avg Exit VelocityやHard-Hit%のスタッツが優秀です。
※Brandon Loweは身長178cmで体重84kgです。
それに対して、MLBの2022年平均は身長188cmで体重は94kgだそうです。
そんな恵まれた体格とは言えないBrandon Loweですが、なぜこれほど優秀なスタッツを残せるのでしょうか。その答えの一つを本人が動画で語っていました。動画はMLB.Networkのものか、それを和訳してくれている動画があったのでどちらかをご覧ください。
スクショするとここが重要になるでしょうか。
ちょっとかなり分かりにくいですが、ここは後ろ手(ボトムハンド)の肘の使い方を説明しています。直前部を見ると、後ろの肘が後方に動く→パームアップ(動画内では「snap back」?)を作ってバットが投球軌道と平行になるという意味だと推測してます。
その状態で、手が身体から離れずに身体を回転すれば力強い打球を打つことができるということです。
そんなプロベロシティーバットですが、お値段は結構高いです(約9万円)。
ただ意味の分からんユーチューバーのグッズを1~3万円で買うより、高くてもちゃんとしたものを買った方がいいです。これを一本買ってしっかり振り込むようにすれば、スイング軌道やバットスピードや初速の向上が期待できるでしょう。
残りの文字数が1000字しかありませんので、プロベロシティーバットとメディシンボールを組み合わせた練習方法は次回投稿します(甘え)。
アフィとかはありませんが、ぜひとも購入してみてください。
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