星 かもめ

HSP。自然、海、風、道端の草花、木、空、星々、そして音楽と映画、小説、短歌が好き。生き物が愛おしい。四季が移り変わっていく毎日が愛おしい。そんな日々を送っています。

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「しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね」〜今日元気になった言葉〜

"しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね 一日一歩 三日で三歩  三歩進んで ニ歩さがる" 水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」が、 ふいに浮かんで、涙が出てきてしまった。 そうか、歩いていけばいいんだな、と。 何歩か下がっているようでも、歩いていけばいいんだな、と。 あのテンポがまた歩くのを後押ししてくれてるよう。 "腕を振って 足をあげて ワン・ツー ワン・ツー" 本当につらい時、 これでいきまっしょい。 一緒にいきまっしょい。

    • HSP同志は出逢いにくい?

      秋も深まり、冬がすぐそこに来ている公園に行きました。 もみじは緑と黄色と赤に鮮やかに彩られ、 暖かい日に照らされ、風に揺られて光っていました。 私はお気に入りのベンチで小説を読みたくて来たのですが、そこにはすでに先客が。 いつも空いてるわけではないので、 そうかー、仕方ないなと思いつつ、ベンチの近くにある木の葉っぱを撮って移動しようと思いながらベンチに近づいて行ったら、 先客の方が、私に気づくとすぐに立ち上がりました。 そして、少し先の、私もきれいだなあと思っていた紅葉に

      • おすすめ映画:『星の王子ニューヨークへ行く2』

        あの『星の王子ニューヨークへ行く』に続編ができたと知って「絶対見たい!」と、今までずっとためらってきたAmazonPrime会員になった。 第2弾を見るにあたり、まず十数年ぶりにオリジナルを観た。 今じゃもう「金曜ロードショー」等で気楽に放映できない内容盛りだくさんで、いろいろNG過ぎるけど(笑い)、 そこも含めてやっぱり笑えてハッピーな気分になれた。 そのいろいろスゴい内容の映画を子どもの頃に観たインパクトが強くて、なんだかとにかく凄く面白かったという記憶がずっとあった。

        • せっかくのエイプリルフールなのに、嘘一つ思いつかない…。 #エイプリルフール

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          きらきら珈琲 ―地球と、人と、繋がる瞬間―

          友人(ご夫婦)からバースデープレゼントを頂いた。 私の大好きな「コーヒー」だ。 「挽きたてコーヒーの袋を開けた時の香りがたまらない。一番落ち着くアロマ。あの瞬間が私にとっての「コーヒー」のMax。」 と言ったことを覚えていてくれたのだろう。 私が辛い境遇を生きてきたことを知る数少ない人物である彼らが「少しでも安らぐように」と思ってくれた気持ちが感じられて、その時点でもうたまらない。 実はカフェインをあまり摂れない私は普段はカフェインレスを飲んでいて、本物のコーヒーは特別な時に

          きらきら珈琲 ―地球と、人と、繋がる瞬間―

          おすすめ映画:SF『メッセージ』 ~言語と心理(他言語を学ぶと世界が変わる)~

          ある言語を身につけると、その言語を使用している人々の文化や感覚が身につく、という説がある。 では、宇宙から来た未知の存在の言語を身につけることができたら、その存在の感覚も身につくのだろうか。身につけることができたとしたら、この地球で、この次元で何ができるようになるのか。・・・というのがこの映画の主題の一つだ。 日本語はとても美しく色彩豊かな言語だ。まず、文字の種類が3つもある。 そして漢語・和語(やまと言葉)・外来語など、単語単位でも種類が豊富で、さらにはオノマトペ(キラキ

          おすすめ映画:SF『メッセージ』 ~言語と心理(他言語を学ぶと世界が変わる)~

          おすすめ音楽:宮本浩次さん『あなた』(アルバム『ROMANCE』)

          彼をよく知らない。破天荒で、応援歌を歌っていて、いつも何かしら叫んでいるイメージしかなかった。 『あなた』を聞いて、驚いた。 「もしもー」と始まった時に、 こんなに澄み渡るような透き通った声で、繊細な優しい声であることに。 きらきらした美しい粒子が心の隅々まで行き渡って、傷のある所を癒すかのようで、 自然と涙が出てきた。びっくりした。 古い歌で、切ない失恋の曲であることは知っていた。 でも原曲以上にもっと、大きな世界であらゆるジャンルの悲しみを癒すような歌声だ。 きっ

          おすすめ音楽:宮本浩次さん『あなた』(アルバム『ROMANCE』)

          素敵なエントロピー

          生きている間ずっと人に踏まれることになる場所に芽吹く草花がある。そこらじゅうに。 そこに種が落ち、根付き、芽吹く。 踏まれ続ける場所であろうが、延々と日影であろうが、そこに芽吹いてしまったのだからそこで生きるしかない。すべての命がそうなのだろう。 そうしたらもう、そこでいかに幸せに気持ちよく生きるかだけだ。 明日には見ることはない空の色を、雲の形を見て、その美しさを呼吸とともに取り込んで、今日私は生きた、と。 この世界に生と死があって、日が昇り沈むのをもう知っている。 朝日

          素敵なエントロピー

          映画:『エイリアン2』~エイリアンは「最も美しい生命体」?~

          映画『エイリアン』の1か2に、他の生命を厭わず犠牲にして子孫を増やすエイリアンを地球に連れ帰ろうともくろむ科学者が、彼らのことを「自らの生命の存続だけを考える、最も美しい生命体」という表現をしていたのを覚えている。 子どもの私が初めて見たとき「なんてこと言うんだ」と思ったけれど、後に“人には様々な考え方がある”という事実を知るとともに、そう考える人の視点で無感情で生命を考えたときに、「そうい考え方もあるかもしれない。」と思った。“他の犠牲”という概念は無くなれば確かに生存率

          映画:『エイリアン2』~エイリアンは「最も美しい生命体」?~

          好きな本:『とれたての短歌です』俵万智×浅井慎平 ~コラボのお話~

          『とれたての短歌です』という、今から30年くらい前に歌人の俵万智さんと写真家の浅井慎平さんがコラボして出版された文庫本がある。奇跡のような本だ。 俵万智さんの恋を歌った短歌と、浅井慎平さんの写真が載せられている。 イメージとしてはiichikoの広告のような感じだが、(←これも大好き。) 『とれたての短歌です』の場合は、短歌も写真も、どちらも独立していて邪魔をしていない。 短歌だけでも五七五で創られた濃密で美しい世界があるのに、それと関係あるようなないような、 とにかく美

          好きな本:『とれたての短歌です』俵万智×浅井慎平 ~コラボのお話~

          映画:クリストファー・ノーラン監督の作品について ~「時間」のお話~

          クリストファー・ノーラン監督の作品、感受性の高い皆様は、好きな方多いのではないでしょうか。 『TENET』、見ました? あらゆる角度から面白くて、たまらない。 まず、ニールがカッコいいし!(笑) 『TENET』もまさにそうですが、クリストファー・ノーラン監督と言えば、「時間」を映像化できる監督。 タイムトラベルということではなく、映像で三次元の世界に「時間」を“出現”“実物化”してしまうところが凄い。 最初に衝撃を受けたのは『インセプション』。 「何だこれは」というのが

          映画:クリストファー・ノーラン監督の作品について ~「時間」のお話~

          はじめに

          久しぶりに手書きで友人に年賀状を書いた。 手書きの文字って、やっぱりそこには気持ちを込めることができることを思い出した。 この気持ちごと、届くのだなあと。 不思議なことだけど、それは届く気がする。 ここに辿り着いて読んでくださってる方々は、そのことをリアルに知っているのではないかと思う。 昔、感受性が高いことや感覚の鋭さについて、「それは社会では邪魔にしかならないね。」と言われたことがある。他にも、会社勤めの際、大変な思いをしたことは多々ある。 それでも私はずっと「恵ま