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これからも大切にしたい友人

今日は5月に入籍したての友人と、約1年ぶりに会った。

こちらの記事の子と同一人物です。

報告を受けたときは、自分もまだ一人暮らしを始めたばかりだったこともあり、素直に喜べなかったのだった。そしてそんな自分が嫌だと感じた。

彼女の誕生日が先月で、初めてLINEギフトを利用してプレゼントを送りつけた私。自分だと買わなさそうなかわいらしいコスメをあげたのだけど、とても喜んでくれた。そして今度ごはん行こう〜という流れになり、日付を決めて約束をして、今日に至る。

私は人見知りを極めし者なので、いくら付き合いの長い友人とはいえ久々に会うとなると、どんな感じで何を話せばいいか考えすぎてしまって、会う前少しだけ緊張するタイプ。まあ、会ってみればどうにかなるんだけどね。

特に今回はお互いの状況や環境の変化がたくさんあり、聞きたいことが山程あって話題に困ることはほぼなかった。

会って早々、この前のお返し〜と紙袋を渡してくれた。どうやら誕生日プレゼントを結婚祝いだと勘違いしていたようだ。この少し抜けたところが彼女らしい。お祝いはまた別であげるつもりだと伝えておいた。

前に会ったときより全体的にふっくらしていたので、もしかしてもう子供が…?と勝手に勘繰ってしまったけれど、話していくとそうではなかった。よく食べてしまうらしい。食欲があるのは健康的でいいことだ。私なんてこの時期は特に食欲なくすから…


私は子供産む気ないから任せたよと冗談混じりで言ってみたけれど、保育士をしている彼女は、自分が本当に子供をほしいのかについて割と悩んでいるという。それは、無事に健常児が生まれる確証はないと考えているから。

もし障害を持って生まれてきたら、先々のことをあれこれ考えなくてはいけない・自分が育てていく覚悟を決めたとしても旦那も同じかは分からない・実際、そういう話をしてみたら大丈夫でしょと楽観的…そんなことを話すのだった。

職場で発達障害のある子と接する機会もある彼女だからこそ、色んな可能性を考えてしまう。彼女の不安は間違ってはいないと思うし、そこまで考えられるところは流石だなと思う。私は今世では完全に子を持つ気はないけれど、その可能性があるかもしれない段階にいる人にだって、それなりの悩みや不安があるんだなと理解が深まった。


子供の話はさておき、現在は実家を出て旦那と共に暮らしていること、職場が変わったこと、挙式は冬に予定していることも教えてくれた。友人の結婚式なんて初めてだ。高校からの付き合いの私でさえ、なんだか感慨深くなる。


彼女はわりと自由な人間で、実家でも家族団らんの時間は少なく、みんなごはんを食べる時間がバラバラだったのだが、一方旦那は家族みんな揃って食卓を囲む家庭で育ち、男性にしてはけっこう女々しいタイプだという。この前の連休のときに少し喧嘩になったらしい。

旦那は自分が思いやりをもって彼女に接しているという自負があるため、彼女からも同等くらいの思いやりや気遣いがないと、自分は大事にされていないと感じて拗ねてしまうのだとか。そしてその理由を察してほしいけれど、問い詰められたくはないと言っていたそうだ。ちょっと面倒くさいな 笑

彼女も彼女で別に思いやりがない人間という訳ではないのだけど、ただこういう状況だったら勝手に自由に過ごしてくれるだろうと、自分だったらそうだからという頭でいるために、旦那からすれば言葉が足りず、拗ねさせる結果になってしまった訳だ。

まあ、まだ夫婦での生活は始まったばかり。元々他人のふたりだからお互い生活する上でのスタイルとか考え方とか、違って当然だとは思う。私も同棲始めたころは色々あったし。彼女たちはまだまだこれから。理解もすり合わせも。なんなら結婚という契約を交わしている関係だから、よりちゃんと相手と向き合えるのではないだろうか。


今日は私もメンタルが落ち着いていたので、穏やかに会話ができたなと思う。比較して落ち込むこともなかった。そして結婚はゴールでは全然ないなということも、彼女の話を聞いて改めて感じた。どんな節目があっても生活は続いていくものだと、そんな当然のことに気づかされた。

お互い悩みや不安は尽きないし身を置く環境も違うけど、どれだけ歳を重ねても、今日みたいに会ってゆるく話せる関係でいられたらいいなと、ぼんやり思うのであった。

結婚祝いは、ベタだけどペアものの食器にしようかなと考えている。


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