週刊少年ジャンプ・鬼滅の刃205話(最終回)(ネタバレあり)
4年4カ月と長きにわたる連載の末、今日発売の『週刊少年ジャンプ』24号で堂々完結となった『鬼滅の刃』。最終回となる205話では、炭治郎や鬼殺隊の未来となる「現代」に話が移ります。
今回の話ではやはり、鬼と闘ってきた今作の主人公・炭治郎たちは出てきませんでした。そして、彼らと、登場したキャラクターについては何の開示も無かったものの、今まで共に歩んできたファンならそんな注釈なくたって笑顔にならざるを得ない話になっていたことでしょう。
ちゃんと炭カナ、ぜんねずの未来がそこにあって、そして“輪廻転生”が生んだ沢山のキャラクターたちが溢れる1話となっていました。
他にも、無惨がずっと追い求めていた“青い彼岸花”の話が此処に来てぶっこまれてきたり、過去では幸せになれなかった者たちが寄り添う光景は胸がジーンとなりました(´;ω;`)ブワッ
どのシーンも本当に胸熱だったのですが、その中でも富岡義勇と錆兎と真菰の転生であろう3人が寄り添い仲良く話す姿はなんて嬉しい演出なのだろうと思いました。義勇としのぶさんのシーンも見たかった気持ちもあるけれど、しのぶさんとカナエさんが倖せそうなのもめっちゃ嬉しかったからな。
そして何より嬉しかったのは、愈史郎くん。前話で炭治郎に「愈史郎さん死なないでくださね」と言われた後に姿を消してしまった彼。その彼がちゃんと生きていた。生き続けていたという事実!
鬼殺隊が解散し、鬼を退治する者も、その存在を知る者もいなくなった現代。そう言った意味では死ぬのも生きるのも自分次第であった中、彼は生きることを選んだ。そして愛すべき珠代さんをずっと想い続けることを選んだ。
ある意味彼だけが時の流れから取り残されて、独りぼっちだと考えると胸がぎゅうっとなりますね。
もしかしたら、無惨の復活や、炭治郎や鬼殺隊の子孫たちの新たなる戦いが始まる展開や告知などあるのかな?とも思いましたが、案外スーと〆となりましたね。
驚きと言えば驚きだけど、此処まで凄い作品だからこそ続編とかだしてぐだって欲しくないなと私は想うので、大団円だと思います!!
本当に最高な作品でした!そしてワニ先生こと、吾峠呼世晴先生!本当にお疲れ様でした!!
次回作も心から楽しみにしております(*´ω`*)
星神侑兎