柿村物語(Minecraft)番外編#4
パラレルワールド本番。
開始から1時間程度遅れて到着するとすでに、いろんなものができつつあった。
そこはサバンナと湿地帯と、向こうに砂漠とその横には雪山のある、バイオームの境目みたいなところ。
しかも、平原で町を作るにはとても作りやすく、恵まれた場所。
テストサーバーみたいに絶海の孤島で食料に事欠く過酷な世界ではなく、悠々と生きていけるとみんなが思った。
が、しかし世の中はそんなに甘くはない。
逆に甘くないのが楽しい。
そう、人生ってそういうもんなんだ。
楽しんだもの勝ち!ということを思い知ることになる。
地下掘っても、石炭や鉄がなかなか出ない。
数人は採掘担当として地下生活を余儀なくされた。
釣りしても、狙った獲物が釣れない。
初日はそれで苦しむことになろうとは誰も予測しなかった。
この世界の住人全員とご挨拶したわけでもないし、どなただと認識できたわけでもない。
いったいどれだけの人が入ったのかさえわからぬまま。
みんながそれぞれの場所で制作を始めたようだと気づいたのは随分あとになってからだった。
どんな町を作ろうという打ち合わせはない。
思い思いに、町をクリエイトしていくだけ。
リーダーもいないし、指示するする人も、指示を待つ人もいない。
ただ、「できるに任せよう」、というのがみんなの思いだったような。
干し柿はいつものようにウロウロしながら、ゆうらちゃんやロジャーさんやrokuさんに絡みつつ様子を伺う。
そして、最初に作ったのは噴水(といえるほどのものではない、水を流しただけ)もどきだった。
その後、あれ? あと何してたんだ?? 記憶が・・・・。
年齢のせいではない、きっぱり。<( ̄ー ̄)>
浸かりすぎたせいだ。濃厚すぎるせいだ。
自分の家を作る場所に当たりをつけて整地をし、沼のほとりに小麦を植えて。
ゆうらちゃんの仮拠点をみんなで共有できる資材置き場に整理して。
夜はゾンビから逃げつつ、釣りをして。
海岸から釣れなければ、ボートに乗ってみたり・・・。
そう、この釣りが悪夢の始まり。
このあたりは住民がいろいろとレポートしているので譲るが。
あの引くに引かれぬ連帯感というか拘束感(笑)漂う釣り場の雰囲気は尋常ではなかった。
それも夜中の2時過ぎ。
やっと釣れたときのあのみんなの喜びと安堵も忘れられない瞬間だ。
で、獲物は何かって??
紫のグラデーションに輝く「シクルタッチのエンチャント本」爆笑
レアな鞍も他のエンチャント本も弓も釣り竿も、見向きもされず、魚なんかそのあたりに投げ出されていた。
そうそう、私の作ったものの1つに自動焼き器があった。
かまどにホッパーつけただけだが、数スタックの魚を焼くには丁度いい。
おかげで食糧問題は申告にならずにすんだ。
釣りのあと、みんなは蜘蛛の子を散らすように夢の世界に去っていった。
実は干し柿はその後も残って、こっそり建築していた。朝まで。
つらかったのは、眠って夜をやりすごせないこと。
建築中の家をクリーパーに壊されては悲しいので、夜はまた釣りしてた。(笑)
2時間眠って、2日目に突入。
2日目は、自分ちの建築に力を注ぐ。
1件目はサバイバルでは困難だと早々に諦めて、2件目に挑戦。
何とか形になった。
だんだん町ができていく。
すごい、すごい。
30人の化学反応はすごい、としか表現できない。
駅作る人、noteのロゴ作る人、立派な家を建てる人、羊を増やす人。
もう紹介しきれない。
あっ、ゆうらちゃんと雪山に登って雪玉採取した。
↓ ゆうらちゃん作「スノーゴーレム」らしい。
さて、そろそろ2日目の夜が気になってきたので、本日はここまで。
行って来るぞい!
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このnoteフェスも26時間が過ぎようとしている。
この約1日強の出来事や思い出を記そうと思ってnoteを開いた。
が、しかし。
どっぷりハマりすぎて、いろんなことがありすぎて、もう何がなんだかわからない。
頭がまとまらない。
くどいようだが、年齢のせいではない。<( ̄ー ̄)>
参加メンバーはnote関係者も含めると40名??
誰が誰だかわからないまま、みんなが思い思いに好きなことやって楽しんでいる。
でも材料を共有したり、情報交換をしたり、ゾンビに追われている人を助けたり、助け合ったり。
ただ、ひとつの共通項はマイクラ好きってだけ。
それだけで、未経験に近い方から、ヘビーユーザーまで同じ世界で楽しんでる。
それは私が思い描いた世界。
渇望したら、実現した。
きっと、体験したものしかわからない。
だから、次の機会にはぜひ、勇気を出して飛び込んでみよう。
早くも次のイベントが気になる。
次回もよろしくおねがいします。
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