能登が大好きな人を増やしたい!能登半島支援メンバーシップがnoteで1月から始まります
みなさま、いつもお世話になっております。
今日は大切なお知らせをさせてください。
かねてから上田のXやnoteでお知らせしているとおり、富山県南砺市の出版社parubooksさんのnoteアカウントにて、来年1月から能登半島復興支援メンバーシップ「つなぐSupport Noto note」がスタートします。
「発刊にあたって」の記事をざっくりと要約しますと(できればぜひ、元記事に御目通しください)このメンバーシップは「「能登半島地震の復旧・復興には長い時間が必要、そのため能登半島地震の被災地をテーマにした創作活動で被災地を支援し続ける」ことをコンセプトとしておいています。
初秋に、こちらへの参加を打診され、一も二もなく「やります!」と答えてから「しかし、能登にまつわるどういった創作をしていくべきか」と悩んでいた私の背中を押したのは、同じくメンバーシップの書き手として手を挙げた、藤本透さんでした。
創作物の内容の相談をその日私と藤本さんはしていたのですが、何かの流れで藤本さんが言った言葉に、私は本当にいい意味で、胸を撃ち抜かれたんです。
藤本さん「10年スパンを考えると、みなさんに能登ファンになってもらえると良いですよね!」
つなぐSupport Noto noteは「発刊にあたって」に書いてあるとおり「最低10年間、責任を持って運営継続が可能」な媒体として、noteが選ばれています。最初は、10年間、という途方もない長さに、少し遠い目になっていた私でしたが、藤本先生の言葉を聞いて、腹から納得できたんです。
上田「これからの10年は、みんなに能登という土地を知ってもらい、多くの方に能登を好きになってもらい、いずれ訪れて楽しんでもらう、そんな希望ある10年だと思っているのと思わないのとでは、まったく違う10年になるんだ」
と。この1年、地震に続き豪雨にまで襲われて、本当におつらい思いをされた方が大勢いらっしゃると思います。でも、私は藤本先生の言葉で気づかされたのですが、悲しみにくれて泣いている方がいらっしゃる――その一方で、炊き出しなどの支援活動に励んだり、物資を運転して届けたり現地で配ったり、解体作業をしたり泥だしをしたり、道路を直したり仮設住宅を建てたり、能登の復興に向けて尽力された方が本当に大勢いらっしゃいました。もちろん、日本のみならず世界から、御寄附くださった方も途方もないほど多くいました。
私自身、人の温かさがここまで骨身に染みた年は、生まれてからこの方ありません。
私は、輪島市に生まれました。私はこのメンバーシップのなかで、能登をはじめ北陸を舞台として創作活動をしてまいります。
上田「能登――ひいては北陸を舞台とした作品を書くことで、一人でも多くの能登ファン、北陸ファンを増やしたい。地元を応援したい」
上田が、北陸という大枠を出すのは、能登半島地震の被災地は、新潟県から福井県にまで広範囲にわたっているからです。詳しくは「発刊にあたって」を参照願います。
そして、このプロジェクトには、富山県と福井県からも参加するメンバーがいます。
富山でカメラマンとしてご活動されている、inoue1024さんと、福井でライターをされている編集室HOSHIDOの佐藤実紀代さんです。
また、12月13日には、峰守ひろかずさんの参加も発表されました!金沢を舞台に、人気シリーズを手掛けてきた先生の作品も楽しみでしかたありません!
お三方の記事も、たいへん楽しみです。井上さんは美しい北陸の風景写真に文章を添えて、佐藤さんは北陸の本屋さんをめぐる連載記事になるとのことで、私もいち読者としてとても期待しております。峰守さんは、北陸や能登に伝わる独特で興味深い妖怪譚をコラム形式で紹介されるとのことです。
能登半島支援メンバーシップ「つなぐSupport Noto note」は、2025年1月より、月額800円でスタートします(ただし、初月は無料の予定)こういったルールの基に、parubooksさんが運用してくださいます。
寄付先の発表は、後日またparubooksさんのアカウントにおいてなされる予定です。
みなさんも、このメンバーシップに参加して、能登に思いを寄せてみませんか。一人でも多くのかたに、能登、そして北陸という地を知って、見て、いつか大切に思ってもらえるように、私たちは書いてゆきます。
最後に、メンバーシップのメンバーそれぞれの「参加にあたって」のメッセージを貼って、終わりにしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。