ほしのあお
評判が良かったエッセイを集めてみました。読んでもらえたら喜びます。
ニュージーランド生活のあれこれ。
我が家にたくさんいるぬいぐるみを紹介します。
日々のよしなしごと。雑文。
子育てに関すること。ニュージーランドで経験した教育のことなど。
ほしのあおです。 愛媛で3世代6人家族で暮らしています。 (私とオット、高校生のムスメ、私の両親、弟という構成なので、ワカメちゃんとタマのいないサザエさん家です。) 「ほしのあお」というのは俳句のためにつけた俳号です。 そう、私の趣味は俳句。 ……と言っても、今のところ特定の結社には属しておらず、俳句集団いつき組の裾野にいます。 代表句、というか目下のお気に入りは、 春風やハンドベル部の運ぶ椅子 です。 あおという俳号の由来は色の名前ではなくて、アオテアロア。
そもそもクリスマスの立ち位置が日本と違うんですよ。 Kiwi(ニュージーランド人の自称&愛称)に日本のクリスマスの過ごし方について聞かれたので「恋人たちがスペシャルなデートをする日だ」と答えたら、それはバレンタインデーでは?と不思議がられました。 (バレンタインデーの立ち位置も日本とは異なるのですが、これはまた別の機会に書きます。たぶん。) さらに「子どもができたらママ友と子どもたちでクリスマスパーティーをやる。パパは仕事」と言うと、彼女の不思議そうな顔が困惑の表情に変
我が家のぬいぐるみコレクション。その2。これまたNZ警察のサイトで購入した麻薬探査犬ヒューゴです。激カワ黒ラブ。
そもそものきっかけはワムの『ラストクリスマス』だった。 あれは5〜6年前。 ニュージーランドのラジオ番組の中で、ラストクリスマス・チャレンジというものの存在を知った。 クリスマスシーズン中、ワムの『ラストクリスマス』を聴かないように逃げ切るという、実にバカバカしいチャレンジである。 役に立つ要素もない。むしろ、クリスマスシーズンにクリスマスソングが流れていそうな場所を避けるというのは、日常生活に支障をきたす可能性すらあるだろう。 しかし、私はときめいた。 私は子ど
我が家のぬいぐるみコレクション。その1。NZ警察のシェパード。名前はマコ。NZ警察のサイトから購入しました。売り上げの一部が警察犬の防弾チョッキの購入資金に充てられます。(かつて流れ弾に当たって殉職した子がいたんですよ😢)
ニュージーランドの学校は12月が学年末。 あ、でも、高校(secondary school)は11月中に終わってしまう。 Year13(高校三年生)の最終登校日にいたっては、予定よりも前倒しになって突然終わることもある。 なぜそんなことになるかと言うと、卒業生が最終日にprank(悪ふざけ)をする伝統があるから……らしい。 よく聞くのは男子生徒が女子生徒の制服を着て登校するパターン。 しかし、近年prankの内容がエスカレートしてまあまあなトラブルになった事例もある
ムスメの教育のために海外で8年ほど暮らしていたことを知られると、世界に羽ばたく子に育てるアドバイスみたいなものを求められることがあります。 ……いや、ムスメはまだぬくぬくとうちにおります。しばらく羽ばたく気配はありません。 でも、将来的に海外に進出したい(させたい)人に、海外暮らしの経験者としてアドバイスできることが1つだけあります。 それは歯!小さな時から歯を大切に!ということ。 なぜなら、既に有名な話ですが、海外の歯科治療費は日本人には信じられないくらい高額である
12歳の時に小学校の行事で埋めたタイムカプセルを30歳の時に開封しました。そこには30歳の自分に宛てた手紙も入っていたのですが、これが……まったく可愛げがなかった。 12歳の私は30歳の自分を 大学をとりあえず卒業して、 松山に住んでいて、 保母さんになっていて、 結婚していて、 子どもは1人、たぶん女の子でしょ、と想像していました。 12歳にしては謙虚というか堅実というか、我ながら可愛げが足りない。もう少し夢のある未来図を描けなかったものか……。保母さんという職業がかろ
ムスメとお友達(うさぎを含む) 某イベントにムスメのお友達が多数出演していたので見に行った。妙にフレンドリーなうさぎに絡まれるなあと思ったら中の人もムスメのお友達だった。
マオリ語はニュージーランドの先住民族マオリの言語なのだけれど、ちょいちょい日本語と同じ音で意味が異なる単語があって、面白かったり、たまに紛らわしかったりする。 他にもOnoが「6」だったり、Makoがサメだったり、Kumiが「だいたい2メートル」もしくは「huge fabulous monster」だったりする。 マオリ語には日本語のピカピカとかキラキラみたいに2回繰り返す言葉も多くて、日本人には親しみやすいと思う。 たとえば花はputiputi、本はpukapuka、泡
「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」(芙美子が好んで色紙に書いたという短詩。この詩には続きがあるという説も見かけたけれど、そもそもこの短詩の出典すら不明で、続きとされているフレーズのエビデンスも今のところないらしい。) 私の誕生日は芙美子忌なのだけれど、芙美子ゆかりの尾道は好きな街のひとつだ。10月、ムスメの学校が平日に2日も休みになったので、オットとムスメと一緒に、長らく再訪したいと願っていた尾道へ出かけることにした。 芙美子とは『放浪記』で有名な作家・林芙
先日、家族で広島へ行った。広島パルコにはタワレコがあるのでオットが「ムスメちゃんにタワレコの雰囲気を伝えたい」と言ふ。家族でタワレコへ。ムスメの反応はパラフィン紙より薄かった。金箔よりも薄かった。ほぼノーリアクション。
FBがお知らせしてくれた9年前の写真。ムスメの担任に頼まれてムスメのクラスで子ども達に折り紙を教えたのでした。当時の英語力でよく頑張ったな、私。この日以来、ムスメのクラスメイト全員に名前を覚えて貰い、何かと話しかけられるようになりました。子どもの英語のスピード、容赦なかったな😂
もちろん、私が話題にするからには、ニュージーランドのことである。 ニュージーランドは火薬に関するルールがとても厳しい。 たとえば、子どものスポーツ関係のイベントのスタートの合図はカチンコ。 映画の撮影で鳴らす、あれです。 そして、一般の人(個人)が花火を買えるのは、一年のうちでガイ・フォークスというイベント当日を含む4日間だけ。 しかも、18歳以上しか買えない。 花火が好きな人はこの間に一年分を購入しているらしい。 なぜ推測かと言うと、私の友人知人には花火好きが
このタイトルもメロディなしに読めないフレーズ(笑。 250ページ超えの力作で、舞台裏のエピソードも面白かったけど、アメリカ社会の変化との真面目な対比も興味深かった。 困難な場面でいつもその場の雰囲気を変えてくれるのはマシュー・ペリーだったそう。泣ける。
……という質問を受けることがある。 む……難しい。 なぜって、渡航時の子どもの年齢、それまでの英語経験、性格、渡航先の環境などなど……さまざまな要因が影響する話だからです。 ……と答えると、ムスメがどうだったかを参考に知りたいと言われる。 なるほど……。 ムスメひとりの経験談でいいのであれば、ざっくり答えることができる。 (なぜ『ざっくり』なのかというと、細かいことは忘れているからです。) ☆ ムスメがニュージーランドに渡航したのは6歳11ヶ月の頃。 渡航前