蟹座の満月 ～明るさを感じる方へ、ひたむきに～
◆蟹座の満月の天体配置
１月１８日 ８：４８ 蟹座の満月。
満月図からは、次の新月（２月１日）までの半月の流れが読みとれ。
この前の新月からベースとなる流れについては、こちら。
『山羊座の新月 ～飛ばない豚は、ただの豚～』
下記、天体配置ですが、興味ない方は読み飛ばしてください♪
・月は５度前ルール採用で６ハウス蟹座、
太陽は１２ハウス山羊座での満月。
・太陽は冥王星と合。
・ASC（東の地平線）魚座のルーラー木星と海王星はそろって１ハウス。
特に木星は地平からまさに昇る時。
・２ハウス牡牛座・天王星は、翌１９日に順行に転じ、「留」の状態。
◆本当に大切にしたいものを育む
人生に制限を設ける必要はないけれど、
あれもこれも自由に選べるのと同じくらい
枠があるということもまた大切なのかもしれません。
境界があるから、形を成せるというか。
外と内を隔てることで、個は成り立ち、
その身をもって、すべてとつながる。
なので、何を志していくのか、
求めていくのかに素直になることが大切と読め。
この時期、広く浅くよりは、
的を絞る象意もとても強く。
ベースになるのは、
本当に大切にしたいものを大きく育んでいく、ということ。
そして、そのようにしようと思うと、
これまでと同じでは立ち行かないことも見えてくる可能性も。
それゆえに閉塞感を持つ方も多いかもしれません。
◆つまづきを感じたら
水星逆行中ということもあって、
新しい試みにチャレンジしてきた人も、
ここで来し方を振り返り、
改めて進む道ややり方を精査していく必要が出てきやすい。
それをいいステップだと思うこともできれば
このままじゃダメだ、どうしよう！とか
うまくいかないことを誰かや何かのせいにすることもできる。
どう受け取るかというだけなんですけど。
何にせよ、そのすべては流れの中でのこと、
出てきたならば、おめでとう！
ことに働き方とか、
健康や生活を健やかに維持することに関しては、
突破口を開く必要に迫られることも珍しくない星の流れ。
きっと、今までのやり方で
一所懸命やれるだけのことをやってきた人も
多いと思われるんですが、だからこそ、次が見える。
ひとつのサイクルが閉じ、次のサイクルはすでに始まっており、
もう戻れないし、人生という大きな流れで見れば、それでいい。
だから、前へ！
いろんなことが起きたとしても、それは前へ進んでいく時だよ！
という呼び声であり後押しなので心配しなくて大丈夫。
閉じた扉を見つめ続けず、開きたい扉に目を向けて。
閉じたのは、時期が過ぎ、
役目が終わり、縁がほどけただけのこと。
◆大事な潮目
１月１９日には、天王星の逆行が終了し、順行に転じるため、
改革という点から言えば、
とてもエッジのきいた時期。
これまで積み上げてきたものがどれほど素晴らしくても、
そこに執着せず、潔く前へいくことを選ぶことで拓ける未来。
その時に大切なのは、優先順位を決めること。
心に宿る暖かく懐かしく大切なものは、
心の中にちゃんとある。
何も変わってはいないとも言えて。
けれど、これまでの延長でもなくて。
大切なものを自分の真ん中に置いて、
羽化していく腹を決める時。
羽化は始まったら、もう戻れず、命がけ。
だからこそのメタモルフォーゼ。
それだけ心集中させられる、せざるを得ないって、
ハードだと思えばハードかもだけど、
幸せと思えばこんな幸せもないのかもしれません。
まあ、仮にせざるを得ないようでも、
ちゃんと自分で選ぶことはできて、
誰にも何にも自分の人生は支配されてはいない。
太陽・冥王星の合ゆえに、
羽化を選ぶか、留まるか、両極端な流れとも言えるけれど、
どちらを選ぶかは自由。
あなたが、明るさを感じる道へ、ひたむきに。
どうぞ佳き半月を♪
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