羊の人生、ライオンの人生(OSHO.15)
15.CONDITIONING
OSHO禅タロットの大アルカナについて自分事として書いてみます。
羊の群れの中で手足を鎖で繋がれた、
悲しそうな顔のライオン。
これって、羊の群れ = 管理された社会の凡人
みたいに解釈されそうですけど、私はそうは思わないです。
この羊たちはみんな賢そうな顔をしているし、幸せそうでもある。
例えば電車を時刻通りに動かすことは、組織の力でルールに則って正常に運行されていくことであって(とてもありがたい)、いちライオンにはできないと思う。大きなビルを建てるとかもそう。
羊は群れで行動する動物で、ライオンは単独で行動するだから、そもそも能力も習性も違うし共存は無理なんだと思うんです。
ライオンはライオンとしか仲良くなれないから、羊の中にいたらパートナーや友達もできなそうですし。
自分がもしライオンタイプなのだとしたら早く気づいたほうがいいし、羊の群れからは出た方お互いのためですよ、と。
これはそういう状況を表している1枚なのかなと思います。
自分ごととして考えるとしたら、このライオンは高校生ぐらいまでの自分でしょうか。
私は結婚とか家族には夢がなかったので、いわゆる「ふつうの幸せ」には興味がなかったんです。
まわりはみんなは結婚してマイホーム買って、子供の成長を楽しみにする人生をめざしていて、それがすごく素敵だというのは理解できます。
でも、私はたぶんライオンタイプだったので、そこにはいられなくて、生まれ育った田舎町で生きていくのは無理だと思いました。
適材適所ってやつですねきっと。(今日は四文字熟語でまとめてみた!)
Unsplashのnima hatamiが撮影した写真