変化(OSHO.10)
10.CHANGE
OSHO禅タロットの大アルカナについて自分事として書いてみます。
OSHO禅タロットは基本的には一般的な西洋タロットと同じような構成なのですが、たまにぜんぜん違う意味になっていることもあり、自由だなぁ、そういうとこインド人っぽいなぁ、と思ったりするわけなのですが、
この10番の「変化」はウェイト版10番の「運命の輪」と同じ位置付けで、近い意味を持つ1枚だと思います。
どちらも、変化、運命、時(タイミング)などを表しています。
絵柄はまず、中心に陰陽、それを囲むように、4つの方角(東西南北)、易の八卦、黄道十二宮、それを取り巻く光り輝く銀河。
アジアン要素強めだけど、ワールドワイド。
大アルカナの9番までは「自分ごと」なのですが、10番台からの後半は他人や時間など外的要因もかかわってくるから、10番って意味のあるポイントなのかなと思います。
これまで、その状況ひとつを切り取ったカードだったのですけど、ここではじめて「変化」=動き、時間、という概念が出てきています。
これは、付属のガイドブックに書いてあった言葉なのですが、
世界でただひとつ変わらないもがあるとしたらそれは常に「変化」するということなのだそう。
あたりまえのことだけど、これ以上の真理はないな。
OSHOさすが。
朝日が昇っても、数時間後には日が沈んで、また夜になる。
今日と同じ明日は来ないし、人はみんな成長し、老いて、病を得ては回復したり……いずれみんな死んで、また生まれてくる。
それが私たちの生きている世界のなりたちであり、その中心にいるのは自分なのでしょう。
生きるということの根本に立ち返るような、とても深いカードです。
あと、これはぜんぜん違う意味ですが覚書として。
友達のために引いてたまたまこのカードが出た時、質問内容に対応して感じたことがあって、それは「統合」でした。
仕事の時の自分、素の自分、やりたいこと、嫌だけどやること、いろんなことがばらばらだったんですけど、これから統合していくんだな、というふうに見えました。
中心が自分で、いろんな要素を巻き込んで、すべて自分になっていく感じ。
完全に私見ですけど、私のOSHOの先生、ヨーコさんも見た時にパッと目がいくところとか感じることを大切にね、とおっしゃっていたので勝手な解釈も混ぜていこうかなと思っています。
インド人も自由だけど私も自由だな。