心の奥深くにあるもの(OSHO.2)
OSHO禅タロットの大アルカナについて
自分事として書いてみます。
2.INNER VOICE
能面のような顔がこわい…
OSHO禅タロットってけっこう、こわい絵柄が多いです。
和のテイストではあるけど、日本のカードではないからかなと思います。
日本人ってなんでもかわいめにデザインする傾向がありますもん。
これよりもっとこわいの、いっぱいありますよ。
こんなの序の口。
という、話はさておき。
カードをぱっと見た時、真ん中にある女性と目が合います。
この人、表情がないんですよ。
それでいて全てを見透かすような、吸い込まれそうな目をしていらっしゃる。
そのなんともいえない「目」と見つめ合うと、不思議な感覚になります。
このカードの絵にはいろんな要素があって、ちょっと複雑です。
下からいきます。
( )内は私の解釈なので人によって見解が違うこともあると思います。
漆黒の闇(無限の宇宙、人の深層心理、陰)
そこに浮かぶ月(調和、受容)
海=水(感情、浄化、生命を与える)
水晶(直感、明晰)
葉(大地の力、現実的な意識)
イルカ(遊び心、優しさ、喜び)
中心の円と顔(心 第4チャクラ)
頭の上の人(目を閉じて思考を閉じている)
再び月
上の渦(湧き出るなにか?第6,7チャクラをつないでいる?)
このカードが表す心の声(=INNER VOICE)はとても豊かです。
6,7チャクラあたりで天からの啓示を受けています、すごぉーい、というだけではなくて、ちゃんと現実の世界とつながっていて、明晰な判断をしていて、遊び心や優しさ、いろんなものを自分の心の中にもっている感じがします。
それでいてちゃんと直感や感覚の世界と自分のハートと現実がつながっていて、しかも冷静に見ている。
月が2つあることの意味は、そのふたつの世界がどちらも受容されていることを表しているのかな。
思考ではなく、心の声を聴こうとしたとき
意外とシンプルではない、ということが私はあります。
心はつねに揺れ動くもの。
YesかNoではなくていろんな気持ちや感覚がある。
でも、それをちゃんと見つめたり感じられるといいなと思います。
そしてすべてをフラットな視点で受容できるといいな。
このカードを見ているとそう思いました。
#OSHO禅タロットを自分事として語ってみる