時間と未来と
占いをしているとたまに、大地震はいつ来ますか?と聞かれるんですけど
わからないです。
私は、一般的な言葉で言えば
「パラレルワールド」
が存在していると思っていて、過去に何回も東京が壊滅する可能性があったと思うのですが、東京ってたくさんの人がいて、やっぱりみんなこの世界が存続してほしいと願っていて、その気持ちの方が強いから今のような世界が続いているのではと思います。
地震が来る可能性はあったし、今もあるけど少なくとも私のいるパラレルワールドでは人々の想いのほうが勝って、地震が来る日が自動延長している感じがします。
たくさんの方が地震や天災の予言をしていますが、ほぼ当たらないのは世の中の大きな出来事は人の集合意識が関係してくるからではないでしょうか。
占いで未来のことを見ますが、私の力量ではあくまでその人個人に対するパーソナルなものですし、現在の状態から見た限定的なものです。
私たちは時間は過去から現在、未来へと流れている、というルールの世界にいますが、本当はそんなことなくて、ぜんぜん別のレイヤーが存在していて体はともかく人の想念はそれを越えられると思います。
私は、高校生ぐらいのころ、もう死にたいと思ったことがあって、やらかしたのですが、その不明瞭な意識のなかで、すごく温かくで優しい存在が来てくれて、大丈夫だよ、って言ってくれたことがあったんです。
神とかそういうのでもないんですけど、すごく励まされて、もう、ぎりぎりのところで、その存在に救われて。
大人になって、ずっと生きていて、あるとき分かったのですが、その存在は
未来の自分でした。
30代で瞑想とか、その延長して少しエネルギーワークを習ってみたりしたとき、過去の自分に会いに行ったんです。
今はもう50代ですけど、この歳になるといろんな人生の伏線を回収していく面白さがあります。
論点がずれましたが、占いは未来を決めるものではなくて、自分を知って、どう生きるかに活かすものであったらいいなと思います。
話が最初に戻りますが、大地震が来た時、みんなでいっせいにあの世に行けるならそれはそれで幸せなような気もします。
一人で残った時のつらさを考えるとせつないですよね。
☺︎ゆき
UnsplashのKurt Liebhaeuserが撮影した写真