自らあかりを灯す(OSHO.9)
9.ALONENESS
OSHO禅タロットの大アルカナについて自分事として書いてみます。
独りが好きです。
この年末年始も5日間一歩も外に出ず、仕事したり本読んだり映画見たり家にひとりでこもるがなによりの幸せ、という超インドア派。
最近なぜか友人が多くなっているのですが、もともとはかなり人見知りだ人付き合いも苦手です。
で、このカード、直訳すると「孤独」だし、みすぼらしいお爺さんが暗闇に一人、という、これも引いたら大丈夫?ってなるなんともさみしい絵柄。
私孤独になるんでしょうか?みたいな。
でも、すごくいいカードだし私は好きです。
質素な服を着たお爺さんは、若さも、豪華な衣服も持ち物も、髪の毛もない。杖を持っているということはたぶん体力もない。
でも、その杖の上には緑の葉が生えていて生命力を感じるし、
何も持っていないけど、行こうとする先には光がある。
この光は自らの光で、自分で自らの行く先を照らしているという解釈もあり、そういうのを仏教の教えでは「自灯明」というのだそうです。
いい言葉だなぁ。
自分を信じること、自分の光で自分の行く先を照らす、というすごくシンプルなメッセージのカードですね。
たとえば、親とか友人はいろいろ言ってくれるけど、それが正しい保証もなければうまくいくとも限らない。
結局人間、自分の人生に責任取れるのは自分だけ。
だったらそう思って腹を括って自分を信じて生きるほうがいい。
と、私も思います。
それで、話は戻るのですが、私は友人を誘うとき、この人とこの人を合わせたら楽しそう、とか、この人とこういうことをしたらよさそう、と思いついたらできるだけ実行するようにしています。
2011年の震災のときから考え方が変わって、時間が有限だとよくわかったので、やったほうがいいであろうことは、特に人と関わることの場合はまたいつかでいいかと思わず、なるはやで行動すると決めたんです。
会いたい人には会える時に会っておこうと思って生きています。
「私はこの日、ここに行こうと思ってるんだけど、よかったら一緒に行く?」というかんじで誘うことが多いです。
誘われた方も断りやすいし、私は正直、独りでもいいし、その人が来ても来なくてもどっちでもいい。
でも私は行くと決めている。
なんかいきなり話のスケールが小さくなって恐縮なんですけど、でもそういう感じかなと思います。
そういう感覚でいると、私は人付き合いが楽です。
#OSHO禅タロットを自分事として語ってみる
UnsplashのSixteen Miles Outが撮影した写真
UnsplashのSixteen Miles Outが撮影した写真