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発病⑥〜生検で分かった「悪性リンパ腫」


東京では当時大塚にあった病院に入院しました。がん専門の病院です。

初めて外来に行った日は、検査、検査、検査。
初めて「耳採血」をされたのもこの時でした。
耳から血を採るという説明にパニック状態、大泣き。

「耳から⁉︎どうやって⁉︎注射⁉︎どういうこと〜〜〜⁉︎⁉︎⁉︎」

「ちょっとだけ耳たぶを切るけど、チクっとするだけだよ」とか、教えてくれるだけで子どもは落ち着くと思うんです。どんなことをするのか知らないでされるのが一番怖いもんなぁ。

そして最後には、あのつらーい「生検」が待っていました。
生検はどういう病気か診断するための、とても大切で、そして必要な検査です。
でも、怖い。
そして、痛い。

診察時間を過ぎた人気のない外来。
両親から離れひとりで向かう診察室。
何人もの知らないお医者さん。
必死に歯を食いしばった検査。(泣いたけど)

でもこの時の生検でようやく私の病気が「悪性リンパ腫」と分かりました。

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