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あいうえお作詩の達人を目指すー14

「春になったな」と実感できるのが、外で写真を撮る時。太陽の光が強くなり、同じ場所で冬に撮ったものと比較しても、明らかに「映える」んです。露出やコンストラクトを加工しなくても済みます。春が来ると写真を撮るのが楽しくなりますよ。桜が咲いたら数百枚くらいは撮りそうな気がする。さて、詩の方もやっていきましょう。


★★★


熱燗で
一杯
ウィルスは死ぬ
疫学研究は
己でやろう

感情と感想の間に
君の笑顔と
苦悶が挟まる
経口内視鏡検査
これは非常に厳しい

サンドウィッチが
静かに横たわる路地
鋭い嗅覚を働かせる
瀬戸内寂聴
空は狭くて青い

担当者は不在です
中央分離帯で
告げられる
手を繋ごうか
とりあえず

鍋を借りて
ニンニクを燻り
塗り薬とする
ネクロマンサー
農協の職員である

歯を磨いたら
光が見えた
太ももをちらつかせ
ヘブライ語の勉強をする
ホクロの変異に気が付かぬ

マクベスは
見積書の作成に
無謀にも取り掛かるが
目は窪み
妄言も止まぬ

薬缶で
湯を沸かす
余生

ラブライブという
離島独自の文化
ルール設定の罠
レースクイーンも廃業し
六本木で糊口を凌ぐ
我が国は美しい



【感想】
六本木なんて恐ろしくて行けない。




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