変な夢シリーズ〜知らない土地の同窓会にて〜
少し楽しくて、あっけなく終わる夢だった。
私は知らない地域に来ていたようだ。
それも、なぜかバス停の横あたりで、まるで遠足の帰りの会のような雰囲気で、何列もの人々が、
がやがやと立っていた。
そこになぜか、自分もいる。
どうやら、同窓会をしているような若者の集団の中に、全く知らない部外者の自分がいるようだった。
自然体で、とても仲の良さそうな集団だった。
その人たちも、あたかも自分のことを知っているひとかのようにその場に溶け込ませてくれているようだった。
会の途中で、思い出メモリーのビデオ鑑賞のようなものがあった。
映像を見ていると、そこで私はいよいよ、
ここはどこだろう?という疑問がわいてきた。
映像の中に、何か手がかりはないだろうか、と
私はメモリービデオをじいっと見つめる。
そもそもそこには、山の景色がなんとなくあったような気がする。
自然豊かな場所での、しかも屋外での、のどかな同窓会の時間が広がっていた。
それも、特に何か飲むでも食べるでもなく、ただ
集合してガヤガヤとそこにいるだけの。。
手がかりは掴めないが、どうやら誰かの話からなのか、「長崎」というワードが私の耳に飛び込んできた。
おや、そうか。ここは長崎県なのか。
しかし私は勝手に、ここは岡山県なのではないかと
思っていたので、本当に長崎なのだろうか?と信じられない気持ちだった。
岡山県ではなく、長崎県か。
だが同時に、(私は現実、沖縄に住んでいるので)、
九州という地図上では沖縄から近くにいる、という事実を知って、なんとなく安心するのであった。
するとバスから降りてきた観光客らしき人が、誰かにこう話しているのが聞こえた。
「ここは長野ですよね?」
するとその誰かは、「いえ、ここは長崎ですよー。」と答えた。
ああ、長野と長崎、似ているね。無理もないや。
自分の他にも勘違いしている人がいる、と夢の中で私は思った。
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