【報告】地域おこし協力隊 第二回情報交換ミーティング in藤崎町
2024年11月20日(水)午後1時から午後5時、ふじさき食彩テラスおよび藤崎町内で「地域おこし協力隊 第二回情報交換ミーティング」を行いました。
情報交換ミーティングとは
弘前圏域(弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、板柳町、大鰐町、田舎館村、西目屋村)の隊員がコアメンバーとして開催する自主研修です。基本的には弘前圏域が参集範囲となりますが、参加したい人は誰でもウェルカムな集まりです。
①近隣市町村のことを知ることを通して、自分の活動する地域を相対化して認識することができる。「外を見て内を知る」
②活動報告や情報交換で集まることで、ヨコのつながりをつくることができる。また、「だれが何を知っているかのかを知る(トランザクティブ・メモリー)」ことで、自身の活動に役立てることができる。
ことを目的としています。また、ホストとして主催する隊員の企画力やファシリテーション力を高める機会にもなると思っています。
参加者
弘前市:伊谷翼隊員、加賀新一郎隊員、穂坂修基隊員
藤崎町:大和田賢吾隊員、工藤光隊員
西目屋村:山形祐介隊員
青森市:角間拓矢隊員、今井風花隊員、高木将隊員
つがる市:宮田真梨子隊員
新郷村:清水香帆隊員
オブザーバー:黒竹健司さん(青森市移住コーディネーター)、野口拓郎さん(弘前圏域移住交流デザイナー)
に加え、藤崎町経営戦略課戦略推進係の川田寛実さんにも参加していただき、計14名での研修となりました。
アイスブレイク「以心伝心ゲーム」
問いに対する答えを一致させるゲームでした。参加者全員の答えが同じになることはありませんでした(笑)初対面の人とも打ち解けました。
藤崎町についてのお勉強
藤崎町の川田寛実さんに藤崎町の基本情報や移住・定住施策について説明していただきました。川田さんの作る資料のレイアウトやデザインはおしゃれです✨
私は密かに参考にして(パクって)います。
藤崎町地域おこし協力隊の活動報告
弘前圏域では珍しい委託型の隊員による活動報告でした。
大和田隊員は町民と一緒にイベント開催するのを頑張っているようでした。協力隊主導ではなく、町民と協働して開催しているのががよいなぁ~と思いました。きっとその過程は社会教育的な側面もあるのだと思います。
工藤隊員は、言語聴覚士免許と乳幼児睡眠コンサルタントという資格を持っています。その専門性を生かし、子育て支援を通した地域おこしに取り組んでいます。自身も子育てをしているので、パパ・ママがどんなことに困っているのか、どんなことを欲しているのかを的確に把握されているな~という印象を持ちました。
アプローチは違えど、藤崎町の地域おこしに寄与されていることがわかる活動報告会となりました。
フィールドワーク
フィールドワークでは、3か所に行きました。
①かさこ*ハウス
藤崎町地域おこし協力隊OGの笠原綾子さんは経営する「かさこ*ハウス」を視察しました。店舗部分では「りんご箱deお試しショップ」が行われていて、かわいい小物やアクセサリーなどのグッズを出すお店が出店していました。
②遊べるりんご園「わんどおらんど」
ピザや水鉄砲などのイベントを行っているりんご園の視察です。弘前圏域にはりんご園がたくさんありますが、遊べるのはわずかです。珍しい園地を見学することができました。
・ふじさき産業文化交流施設「RINGOCA」
ふじさき産業文化交流施設「RINGOCA」は、旧弘前実業高等学校藤崎校舎を再利用した産業文化交流施設です。廃校利活用の事例として視察しました。
りんごのことを学べる展示室や人工芝が敷かれた体育館などが印象的でした。
教室内ではキノコ(きくらげ、しいたけ)を栽培していました。
ミニワークショップ/振り返り
フィールドワークの後は、
・フィールドワーク前後の藤崎町の印象について
・フィールドワーク先でできそうなことについて
話し合うミニワークショップを行いました。
見て終わりではなく、しっかりとアウトプットをしました。
最後に
ホストを務める隊員によって研修の内容が若干変わるところが面白いなーと思いました。フィールドワーク後にミニワークショップを行なっていたのが、前回とは異なる点です。フィールドワークで見学して終わりにしない工夫がナイスだと思いました。私の引き出しが一つ増えました。
次は、厳冬期の西目屋村開催です。
※毎度のことですが、©Takuya Kakumaとついている写真は青森市の角間隊員が撮ったものです。色合いと構図が素晴らしいですよね!