埼玉県に水族館!?子どもと行くのにぴったり『さいたま水族館』解説【前編】
みなさんこんにちは。草加せんべいです。(?)
というわけで今回は埼玉県にある「さいたま水族館」を回ってきた様子を記事にしていきたいと思います。
それでは早速。
羽生水郷公園
「埼玉県に水族館なんてあるわけないじゃないか!」と思ったそこのあなた。私も思いました。
さいたま水族館は、埼玉県に生息する生き物を中心に、淡水に住む生き物を中心に展示している水族館です。規模はそれほど大きくありませんが、ここでしかできない体験もあり、期待していたよりずっと楽しかったです。
さいたま水族館は羽生水郷公園のなかにあります。入場料は500円。良心的ですね。
というわけで早速入館します。
上流の生き物
公民館の入口みたいな自動ドアをくぐると、最初にニシキゴイのような魚が展示されています。
ちなみに私はこの水槽の反射でピースしてる自分を撮ろうとしたら、後ろから子連れの来場客が入ってきてめちゃくちゃ恥ずかしい思いをしました。
みなさんはここでピースをしないことをおすすめします。
ニシキゴイにしてはひらひらしすぎていますね。でもよく観察するとコイのような日本のヒゲが確認できます。おそらくヒレナガニシキゴイというお魚さんですね。
このときは確信がなかったのですが、のちに名前付きで展示されており、それを見て気づきました。しかも調べてみたところ、ヒレナガニシキゴイは埼玉で生まれた品種なのだとか。
その土地の水族館って感じがしていいですね。
そんなわけで、「上流の生き物」コーナー最初の展示はニッコウイワナ。
綺麗な模様のイワナですね。上流に住む生き物の代表格です。
上流と言えばイワナ、ヤマメです。
さっき撮影できなかったピースをここで召喚します。
埼玉の水族館と聞いて昭和の公民館(?)を想像していたので、こういったプロジェクションマッピングがあることに驚きました。意外と現代の要素を持つ、偉大なさいたま水族館。
続いてはヤマメ、ニジマスなどが展示されていました。上の写真は輝く体表が綺麗なニジマスさんたち。
岩のくぼみに頭を突っ込んだオオサンショウウオもいます。オオサンショウウオ、見るたびに記憶より大きくてびっくりします。
淡水魚の代表格たちが展示されているのもよかったんですけど、水槽上部の作り込みが美しかったです。まるで山の中をそのまま切り取ってきたかのような展示。
こんな感じの粋な展示のおかげで、穏やかな気分になりますね。
顔がおもしろいドンコを見て次の展示に進みます。
中流の生き物
中流と言えばウグイ、オイカワが有名でしょうか。どちらも川魚の展示でよく見かけます。
繁殖賞というものを受賞しているようです。
受賞した生き物はケツギョ、アオウオ、ヌマムツの三種。全部展示されています。
黒い線の入ったお魚さんが繁殖賞のヌマムツ、下に落ちてるのは関係ないカマツカというお魚さんです。ウグイに外見が似ていますね。どちらもコイ目コイ科の生き物なので、親戚みたいなものでしょうか。
隣にはカワムツがいました。ヌマムツによく似ていますね。
二者の見分け方や婚姻色に関する説明があって、楽しく読ませてもらいました。色やヒレの感じ(?)に若干違いがあるみたいです。
そして中流の代表生物といって間違いないウグイさん。身体側面の黒っぽいラインが特徴的です。
私の手と比べていただけるとわかると思いますが、ここのウグイはけっこう大きかったです。なんとなくウグイは手のひらより少し大きいくらいのイメージがあります。
中流の個水槽たち。
ドジョウの仲間やナマズの仲間などなどがいました。私の背後にはメキシコサラマンダーことウーパールーパーもいます。
猗窩座がいました。「お前も淡水魚にならないか?」と言われたので、丁重にお断りしておきました。
下流の生き物
下流の生き物のコーナーの直前に「水生昆虫」の水槽がありました。ゲンゴロウの仲間やヤゴ、ミズカマキリなどなど。
上の写真はタガメなのですが、私は虫が苦手なので 読者さんの中に虫が苦手な方がいるかもしれないので、モザイクを掛けておきますね。
そんなこんなで最初はタナゴの展示。ヤリタナゴ、それからタイリクバラタナゴです。
細長いほうがヤリタナゴ。槍のようなタナゴってこと……ですかね?(自信の喪失)
それからもう片方がタイリクバラタナゴ。腹ビレに白い線が入っているのでたぶんわかりやすいです。
タイリクバラタナゴは「大陸(たぶん本州内部のこと)に住む薔薇色のタナゴ」というのが由来ですね。オスは繁殖期に薔薇色になるそうです。
それからナマズ。何も言うことはありません。ただのナマズです。
帰りの高速で、デフォルメされたナマズのイラストを見ました。
そしてこの巨大なお魚、アオウオのご登場です。かなり大きいですね。
黒くて巨大なのがアオウオ、上で溜まっているのがソウギョというお魚さんです。
白いのはアルビノのソウギョとのこと。アルビノ個体だけサイズ感が違いすぎますね。セノビックとか飲んだのかもしれません。
アオウオは中国語の「青魚」をそのまま日本語にしたのが由来らしいですよ。え、どこが青いんだろう。
それからこちらはアルビノじゃないソウギョ。彼らの見分け方も書いてありました。よく見ると顔が違いますね。
お次の水槽にはハクレンとコクレン。左下の黒い斑模様が入っているのがコクレン、上にいる白っぽいのがハクレンです。名前の通りですね。
それぞれ「白鰱」「黒鰱」と書くらしい。鰱とはタナゴのことです。でも調べてみたら彼らはタナゴ科ではなくコイ科なのでよくわかりません。どういうこと?
というわけで今回はここまで。よければ♡、フォローください。かわいいイラストが出ます。
次回は本館の続きを回っていきます。
ちなみにこの水槽の辺りで中庭(?)に出ることができるのですが、羽生水郷公園散策やこの中庭は「後編」のあと、「番外編」として投稿する予定です。
YouTubeもやっているので、よければご覧ください。さいたま水族館もそのうちアップします。
それでは、最後までありがとうございました。
おまけ
(家に帰ってからカエルが映ってることに気づいた。怖い。)