🇫🇷フランス旅行記 2024年3〜4月 2
前回はナンシーの友人の実家訪問まで書いたので、ナンシー観光から書きます。
3/30(土)はナンシーを観光した。
前日が友人の誕生日で翌日夜に誕生日パーティを友人宅でやることになっていたので、スケジュールとしては午前中にナンシー観光、お昼に帰宅してからスーパーに買い出しに行ってパーティの準備をするといった流れだった。
朝、起きたら部屋の扉が空いていたようで友人の家の猫が布団で一緒に寝ていた。
とてもおとなしく人懐っこくて可愛かった。
身支度をしてから朝食にしたが、食卓にはクロワッサンとパンオショコラがあって各々コーヒーと一緒に好きなものを食べる感じだった。
朝にニュースを見て、わいわい言うのは万国共通だった。
朝食後は友人と車でナンシーまで行った。友人宅からナンシーまでは車で20分くらいの距離だった。
初めにナンシー大聖堂を見学。何処かに入る度にパンフレットは英語のものを渡されるが、都度友人がフランス語版でって言ってくれて感謝。
スタニスラス広場は入るまでと入ってからの雰囲気がガラッと変わって面白かった。
スタニスラス広場の真ん中には銅像が建っていて、友人曰くマリーアントワネットのおじいちゃんの銅像だと教えてくれた。
スタニスラス広場にある美術館に行き、アールヌーボー中心の絵画や像などを見てきた。
現代アートもあり、中には草間彌生さんの作品もあった。
その後、お昼に一旦友人の実家へ戻って昼ごはんに。
友人のお母さんが作ってくれたキッシュロレーヌが本当に美味しかった。
ちょっと重たくて一切れで十分なんだけど、濃厚で若い頃なら絶対もっと食べてた!という感じ。
お昼の後に友人母からキッチンの使い方やある物の説明などを受けた。
友人母と義父はルクセンブルクの三男(友人の弟)のお家に一泊しに行くとのことだった。
午後からは友人と再びナンシー市街に戻り、アジアンスーパーに行った後に別の大型スーパーへ買い出しに行った。
アジアンスーパーは日本の食材もあるにはあるんだけど、ほとんど中華料理の食材で欲しい物は得られず…(巻き寿司に入れる紫蘇が欲しかった…)
大型スーパーはでっかいイオンみたいな感じ(幕張とかにある、1日滞在出来るくらいデカいイオン)とコストコを混ぜた感じだった。
買い物カートはコインを入れないと使えないようになっていた。
友人とスーパーに入ろうとしたら、知らないおじさんに挨拶されたので友人に何故挨拶して来たのか尋ねてみた所、ホームレスでお金が欲しいから。とのこと。
ぱっと見、全然ホームレスに見えず、何というか日本よりも清潔感がある…?と思った。
食材は基本的に量り売りで、必要な分取って重さを測ってから値札を自分で貼ってレジで精算する流れだった。
フヌイユなど見たことのない野菜があったり、日本のものよりも遥かに胡瓜が大きくて驚いた。
後はワイン売り場とビール売り場の商品の豊富さが凄かった。ワイン売り場は特にフランスの各産地ごとに分かれていた。
買い物を済ませて家へ戻ってからはひたすら調理をした。
巻き寿司の具材やご飯を準備した後は付けるのが醤油だけだと寂しいので、日本から持ってきた味噌やいぶりがっこタルタルを使って味噌マヨなど醤油以外にも付けれるソースを準備。
あれこれしてる間に予定時間になり、人が集まると思いきや全然来客がなく、フランス人は遅れて来るのがマナーだったなあと思い出した。
予定時間の30分後くらいにちらほら集まりだし、揃ったのは1時間後だった。
18人くらい人が来たが、内訳について聞いたところ、小学生の頃からの友人が3人、5人は高校、1人はグランゼコールの頃からの付き合いだと言う。
後の9人は彼らのパートナーや彼氏、彼女でお互いに初めましてな方が多かったので、日本と全然違う友達付き合いに驚いた。
手巻き寿司は大人気ですぐに無くなったので、追加で具材を準備した。
味噌マヨはフランス人にもウケるようで、醤油より好んで食べる人が多かった。後はいぶりがっこタルタル。
酒は長野のサンクゼールの白ワインと、日本酒はモダン仙禽 無垢を持って行ったところ、とてもウケがよくて、すぐに無くなった。
日本だと食事や飲み物の感想は、美味しい!これ好き!と言うのが多いが、ジャスミンのような香りがするとか、あれこれ言う人が多くて面白かった。
知り合いからフランス人のホームパーティは長いと聞いていたけれど、本当に長くて異文化を体感した。
19時から翌朝5時まで飲んで数時間後に起きて解散し、ストラスブールへ向かった。
次はストラスブールの事を書きたいと思う。
その3へ続く(希望)