幼稚園教育で求められている事
こんにちは!
HORSMARTの佐藤です。
今回は子供の成長に大事な事を見ていきたいと思います。
弊社は、幼稚園、保育園、こども園にポニーの出張派遣をさせて頂いています。ポニーに触って頂く事、乗って頂く事は園児の皆様の健やかな成長に寄与するものと思っています。
とはいえ、改めて園児の皆様が健やかに成長されていくためには何が必要なのか、弊社のポニーイベントを通して更に貢献できないかを考えていくうえで整理していきます。
幼稚園教育要領
保育園、こども園、幼稚園等で用いられる要領は変わってきますので、
今回は幼稚園に注目して考えていきたいと思います。
まずは、国が幼稚園教育に何を求めているのか見ていきます。
2018年4月に施行された要領の中には「幼稚園教育における育みたい資質や能力が明確化」しましたが、重要な要素として「資質・能力の3つの柱」が挙げられます。
基本的にはこの3つの要領に基づき幼稚園では、教育プログラムが考えられ年間スケジュールとして実施されています。
ただ、小学生へと上がった際に学習状況にブレがあり、
そのブレをなくすための施策が2021年に提言されました。
下記画像の通りとなりますが、幼稚園、保育園、こども園全ての5歳児に共通された教育プログラムとなります。
このプログラムは2023年より全国に普及していくようです。
と、まあ基本的な教育要領を見てきましたが
預ける親側は幼稚園に対して何を希望し、何が不満に上がるのでしょうか。
預ける親側の気持ち
まず、入園する対象を選択する際の基準としては、
送り迎えする際の利便性の良さは一番に上がりますが、その次には幼稚園側のカリキュラムを基準として考える人が多くなります。
園の雰囲気や預かり時間の充実性等、仕事との兼ね合い部分や子供に対するコミュニケーション等が重要視されていると思っていましたが、これを見る限りは想像以上に”カリキュラム”が重要視されます。
幼稚園で何をどのように教えて、子供が健やかに育つのか
という事は幼稚園を選択する際に非常に大事なポイントです。
そして通わせている中で、もっとこうして欲しい
と抱く要望もあります。
2005年から5年ごとに調査している内容で、保育と幼稚園の母親からの回答で分かれています。
保育園児側の母親は病気の時にあずかってほしいという要望は増加しています。これは共働き世帯の増加などに影響していると思います。
それ以外にも、保育終了後におけいこ事をやってほしいという要望が増加しており習い事をそのまま預けた状態で出来ると便利だという要望です。
幼稚園側では、特に大きく増加した項目はありませんが
集団生活のルールを教えてほしい、子供に友達付き合いが上手になるような働きかけをしてほしいという項目が70%を超えています。
この内容を纏めると幼稚園選定時にはカリキュラムが重要視されますが、通園後は子供達の様子や帰宅後の話を聞いていると
”友達付き合い上手くいってるのかな?”
”集団に合わせて行動できているのかな?”
といった不安が親の中で湧いてくることを示しています。
その為、カリキュラムを構築していく際には友達と共同作業で何か出来ることやコミュニケーションが上達するようなイベント等を取り組んであげることで預けている側もより満足してもらえる幼稚園になると思います。
まとめ
今回は幼稚園要領を見ながら、どのようなカリキュラムや幼稚園としてのイベントが求められているのかを見てきました。
次は、より掘り下げつつ幼稚園運営に何が求められているのか、
等を見ていきたいと思います!