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Chapter 6 適応型組織活動(予告篇)


「最強組織」とか、「次世代型組織」とか、いつの世も、「今、何か足りないものがあって、そして何か魔法のような素晴らしい組織論が外にあって」、どんな状況にも最適に適応して、存続し繁栄し続ける組織があると思いたい方は多いのではないでしょうか。

外の組織論に目を奪われるのではなく、今現在の自分の組織を観察しながら、「適応型組織活動」を考えてみませんか。

「適応型組織活動」って難しそう。
でも不可能ではない。チャレンジする意義はある。
馬たちは5500万年前からやってきた。

人の心の状態、モチベーション、信頼、打算、そして空気。
こんなあやふやで掴みようがないもの。
一歩間違えると大変なことになる。
馬の群れのコミュニケーションに、多くのヒントがありますよ。

今後すこしずつ、以下の目次についてすすめていきたいと思います。

ホースとの対話を、ヒューマンへ試して見ましょう。
きっと楽しく豊かな、実りある「対話」になり、気がつくと、目の前の組織の本質が見えて、関わり方が変わっていくことと思います。

序論

0.1 背景と目的

第1章 適応的な組織活動と知識の共有

1.1 適応型の組織活動とは
1.2 学習する組織と適応的な組織活動の枠組み
1.3 組織知識の構築

第2章 適応的な組織活動と「場」の共有

2.1 理想、未来像、そして展望を共有することと「場」の概念
2.2 「場」の共有と感情の役割
2.3 個人の合理的判断に及ぼす「場」の影響
2.4 心の状態と個人の属性

第3章 「場」の形成とその創発的な特性

3.1 包括情報の共有と場の形成
3.2 組織の多様性と場の創発特性
3.3 個々の相互作用に基づく場の形成
3.4 感情指向のコミュニケーション

まとめ



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