ホースと共に遙かな旅へ

「にほんの里100選」に選ばれた葉山町上山口の里山に、葉山ハーモニーガーデンはあります。タロウとルーカスという2頭のウマと交流しながら、皆様が「生きること」、「生きていること」を実感してくださることが、私たちの何よりの幸せです。

ホースと共に遙かな旅へ

「にほんの里100選」に選ばれた葉山町上山口の里山に、葉山ハーモニーガーデンはあります。タロウとルーカスという2頭のウマと交流しながら、皆様が「生きること」、「生きていること」を実感してくださることが、私たちの何よりの幸せです。

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目次:馬に訊いてみよう!

ウマの進化の歴史は5500万年と言われています。 ヒトは200万から300万年。 ヒトがウマと共に暮らし始めたのは5000年から6000年前。 ウマがこの地球上に現れたのが24時間前だとすると、 ヒトが現れたのは約1.3時間前 ヒトがウマと暮らし始めたのは約8秒前。 わかったつもりでいても ヒトはウマの何を知っているのでしょう。 これから以下の目次の項立てで、記事を投稿していきます。 各章の記事で、「ウマ」を、子どもさんやパートナー、 誰か他の人に置き換えてみてはいか

    • Don't be fooled! Is this abuse!?

      The whole my family has been looking forward to and waiting for the Paris Olympics! I will be competing in the equestrian events. My wife and daughters were in the opening ceremony, volleyball, soccer, and other events of their choice. And

      • 【馬と人の関係】だまされるな!これが虐待か!

        みんなで楽しみに、そして待ちに待ったパリオリンピック!! 私は馬術競技。 家族はそれぞれ、開会式、バレーボール、サッカー、思いおもいの種目。 なのに、いきなり、やぶからぼうに、イギリスの馬術選手シャーロット・ドゥジャルダン選手の馬への虐待騒ぎとオリンピック出場辞退。 シャーロット・ドゥジャルダン選手は、オリンピックや世界選手権で数々の金メダルを達成し、スコアも世界一の記録保持者です。 私はなにか出鼻をくじかれ、久しぶりに怒りを感じています。。 おいしいラーメンを注文し、

        • 【馬と人の関係】逃げるか!守るか!

          馬はとても臆病な生き物で、周囲の音や風、見慣れないものなどにとても敏感です。 周囲の環境に「急激な変化」が起こったとき、普通は驚いて、まず「逃げ」ようとします。十中八九、逃げます。躊躇なく。 それが「本能」ですから。 今日は、逃げずに守ったルーカスのお話です。 もう3年ほど前のこと。 あるお母様がルーカスに乗馬して、馬上でのホースハーモニーをしていました。その方はちょっと前に大病を煩い、回復途中の時期でした。 いつも地上でやるように、馬上で優しさの呼吸、信頼の呼吸でルーカ

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        目次:馬に訊いてみよう!

          【馬との会話】「毒親」と「優しさの呼吸」

          なんか、変なタイトルですね。 今日は、毒親に育てられたあるアロマセラピストのお話。 本当に大切なことは、「自分自身の心と体だった。」という気づきのお話しです。 2019年。 もう5年も前の夏の暑い日に、アロマセラピストをやっているという女性(Aさん、30代)が、「もっとお客様に寄り添うために、ホースハーモニーを学びたい。」と、他県からわざわざ、ホースハーモニー体験にいらっしゃいました。 Aさんのお母様は、一般的に言われる、いわゆる「毒親」だったようです。 ・物心ついてから

          【馬との会話】「毒親」と「優しさの呼吸」

          【馬と人の関係】車が人を愛する

          いつもタロウさんとルーカスと接していると、「あ、もしかして、自分は愛されてる?」と思う瞬間があります。 馬の愛に包まれ、時間の感覚が消滅して、心から満ち足りた気持ち。 同じような感覚を覚える人は、少なからずいらっしゃると思います。 「わかる!!その感覚!」という人たちが。 今日は、馬ではなく自動車のお話。 「人々に愛される車」ではなく「人々を愛する車」、そういう車を造ろうとした「スカイラインの父 櫻井眞一郎」(2011年逝去、81歳)のお話です。 スカイラインという自動車

          【馬と人の関係】車が人を愛する

          【馬の特性】知性の高さを垣間見る

          タロウさんとルーカスを迎えて、7回目の春を迎えます。 この2頭と接していて、いつも感じることですが、馬はほんとに知性が高い動物です。下の動画を見てください。(30秒くらいです。) 毎年決まって、春のこの時期になると、里のカラスたちが巣作りを始めるのですが、動画のカラスの一族だけは、厩舎周辺に落ちている乾草や藁だけではなく、馬房の中にまで飛んで入っていって、ウマの寝藁やタロウさんとルーカスのたてがみや尻尾の毛までも使います。 3回目の春には、カラスが馬の背に止まって毛を抜い

          【馬の特性】知性の高さを垣間見る

          【自分自身との関係】3年の時を経て

          1. 言葉の限界 最後にnote記事を投稿したのが、3年前の2021年3月でした。 それまでは、タロウさんとルーカスという2頭の馬との交流を通じて気づいたことや、この2頭とふれ合った方々のことを投稿しました。 ここで記事を読んで下さった方々の共感やコメントのやりとりが、大切なエネルギー源であり、そのおかげで書けていました。 ある時からふと、投稿することが後ろめたいというか、うまく言えませんが、馬との交流で日々起こることが、言葉にできないことの方がはるかに多すぎて、これを言

          【自分自身との関係】3年の時を経て

          タロウさんとルーカスの動画

          今年の1月末。 冬の寒空に、カメラを持った男性が1人。馬場の柵でたたずんでいました。 「こんにちは。」と声をかけたら、その男性は笑顔で「こんにちは。(^^)」と返し、静かにタロウさんとルーカスを眺めています。 何か言いたげな顔をして、馬場から離れ、畑の方に行き、そしてまた馬場に帰ってきました。 その様子を見ていた写真撮影が得意な長女が、「あの人、すんごいカメラ持ってるよ。」と、気にせず厩舎作業をしている私に言いにきました。 「そうなんだ。すごいところに気がつくね。さすがだ

          タロウさんとルーカスの動画

          ルーカスの涙

          ルーク! すまない。 私が悪かった! ルーカスの馬房の上の扉を開けたとき、 ルーカスは、しっかりと頭を上げ、目から大粒の涙をポロポロこぼして立っていました。 その姿を見た瞬間に、私は自分の心の弱さと未熟さ、そしてルーカスの悲しみをすべて、一瞬で悟り、そして、自分がルーカスにとった態度を猛烈に後悔しました。 ルーカスは、涙をこぼしながら、静かに私に言いました。 「あなたには、私の心が通じないのか。」と。 ・・・ その日の朝、ルーカスと私は馬房の中で、あるやりとりをして

          【よみがえる遺産】タロウとルーカスは、絶対に離してはいけない!

          自分がこれまでに書いた記事の中で、最も読まれた記事に、もう一度日の目を当てよう。そして、自分の次にクリエイターさんをお2人指名して、その輪を広げていこう!という、チェーンナー (CHAINER/クサリみたいにつなぐひと)さんの企画。↓↓ 青猫さんから、私と青猫さんとの「笑いのツボ」がかなり近いということで、ご指名バトンがきてしまいました。(^^; 青猫さんの楽しい愛情溢れる腹筋崩壊記事へのコメントと、私がこれまでに投稿したホースハーモニーの記事とでは雰囲気が全く異なり、「笑

          【よみがえる遺産】タロウとルーカスは、絶対に離してはいけない!

          タロウさん、パートナーとの悲しい別れ(木曽馬編)

          お母さんや群れの仲間達と結ばれた、穏やかで温かい絆を突然断ち切られたタロウさん。 悲しみと不安に心が張り裂けそうな気持ちで、泣いても暴れても、その思いは誰にも通じない。 馬運車の暗くて外が見えないバンに、何時間も閉じ込められて運ばれてきたタロウさん。 今回もちょっと長くなってしまいました。 最後まで読んで頂ければ嬉しいです。 タロウさんの新たな居場所と生活 着いたのは山梨県の乗馬クラブ。 対馬と違って、甲斐の山々の冬は風が冷たく、気温が氷点下に下がり、地面が凍ることは珍

          タロウさん、パートナーとの悲しい別れ(木曽馬編)

          タロウさんの悲しい別れ(母馬編)

          前記事「タロウとルーカスは、絶対に離してはいけない!」で、100%私の都合で心ないことをしてしまい、タロウさんを危険な目に遭わせてしまった失敗について書きました。 私が知る限り、これまでにタロウさんは確実に2回は、悲しい別れを経験しています。タロウさんの心の優しさを考えると、おそらく2度ならず、3度も4度もつらい別れを経験しているかも知れません。 もしかしたらそれはタロウさんに限らず、生き物すべてに言えることかもしれませんが。 タロウさんの悲しみを知るには、まず、タロウさ

          タロウさんの悲しい別れ(母馬編)

          タロウとルーカスは、絶対に離してはいけない!

          2017年5月8日は、待ちに待ったタロウさんとルーカスが、ここ葉山にやって来た日です。 タロウさんは山梨県の、ルーカスは埼玉県の乗馬クラブから、それぞれ私の馬の先生が経営する御殿場の乗馬クラブへ移動し、そこで2ヶ月を共に過ごしてから、この葉山にきました。 先生は他の厩舎から分離された、馬の分娩専用の独立した厩舎を、わざわざ二つの広い馬房に仕切り、タロウさんとルーカスを隣同士にして下さいました。 「これから、この2頭で葉山で生涯を送ることになるのだから、いきなり葉山で一緒

          タロウとルーカスは、絶対に離してはいけない!

          聖書の勉強しませんか?

          2,3年前の真夏の暑い盛りに、若い女性がお二人で、「聖書の勉強しませんか?」と言って、いらしたことがありました。 この記事は青猫様の【泥棒にお茶を出したい】 の記事を読んでのお話しです。お相手は泥棒ではありません。 その日は、日射しが強烈で、とても熱い日でしたから、私はお二人をすぐに縁側の風通しの良い、日陰に座って頂き、冷たいリンゴジュースをお出しました。 石田三成の故事にならって、一杯目は氷多めで薄めに、2敗目は氷を普通に、濃さもオリジナルで出しました。 お二人は冷

          聖書の勉強しませんか?

          あなたの声を聞かせて

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