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いじめ、嫌がらせ、ハラスメント、登校拒否、出社拒否、ひきこもり、うつ、戦争を1つの繋がりでまとめる ②

「いじめ」「いやがらせ」「仲間外し」「集団無視」「ハラスメント」が、「~される側」の問題では無く、「~する側」の問題であるのに、「~する側」に対する教育がなされないので、それらの問題が改善されることなく、「~された側」は、下手すると一生涯、そのトラウマを引きずる。

そこで「登校拒否」「出社拒否」「ひきこもり」「うつ」という負の連鎖が始まるケースが少なくない。

繰り返しになるが、「~する側(そのつもりはなくても、結果的にしてしまっている側」を教育するプログラムが組まれない限り、何も改善されないのだ。

ターゲットとなるのは、いずれも立場が弱い。
少数派であったり、他の大勢とは変わった特徴を持っているとか。
いずれにせよ、自分とは違う要素、特徴を持つ存在に対し、敬意を持って接しないことは、すべて「差別」である。

「差別」こそが、憎しみを生み、それが「戦争」の原点となる。

いくら長い年月、「平和学習」を行ってきたとしても、人間の心の中にある「差別」とどう向き合っていくかという学習プログラムを構築しない限り、それは「戦争」をも肯定していることになる。

誰の心の中にもある「差別心」。
この「差別心」が日ごとにわき起こってくることを止めようがない。
では、どうすれば行動や言動になる前に自分の中で抑えておけるのか?

漢字よりも方程式よりも、化学反応式よりも歴史年表を暗記することよりも、なによりも人間にとって大事な学習が、それなのだ。


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江島 達也/対州屋
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