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松浦鉄道の「日本一」を体感しよう!
松浦鉄道(MR)の日本一、それは『 駅間距離最短日本一 』なのです!
・・・同鉄道の「佐世保中央駅」と「中佐世保駅」(ともに佐世保市島瀬町)はわずか200mしか離れておらず、これは日本の鉄道において文句なしの最短です。
地元では結構有名かもしれませんが、実際この「短さ」を体感したヒトは案外少ないのではないでしょうか・・・!?
では、行ってみましよう。三ヶ町アーケードと合わせて960mと一直線のアーケードとしては、これまた日本一長い四ヶ町アーケードのこの小さな路地が「佐世保中央駅」への入り口です。(もう少し目立つようにしていいと思うのですが・・・)
正面が佐世保中央駅です。左のレトロ・レストランがいい味だしてますね・・・。雰囲気ぴったりです。
高架駅なので階段を昇ってホームへ。小さな駅ですが、ちゃんと駅員さんのいる有人駅です。これは佐世保駅方面を見ています。
そしてこれが、「日本一最短」の中佐世保駅方面。
わかりますか?もうホームの端に「中佐世保」の乗務員用のプレートが立っています。丸い欄干のようなものがアーケードの部分ですね。また、おもしろいのは、200mと近いのに、微妙にカーブしてて、絶対に隣の駅が見えない!・・という点です。
汽車がやってきました。この時は女性の駅員さんが駅員室から出てこられました。
後部から乗車して、前方に移動する間に車輌はもう国道35号線上を通過中です。そして窓からは中佐世保駅のホームが見えています。
冷た~い視線を背中に感じながら(笑)、ひとり降りた私を残し、汽車は去っていきました。
辺りは静寂に包まれます・・・・。実は車輌が入ってくる前、近所のネコがホームで寝そべっておりました。駅の表示板もかなりくたびれておりますね・・・
かように今ではほとんど乗降客のいない、この中佐世保駅ですが出来たのは昭和36年で、それまで佐世保の中心部に駅の無かった当時は多くの乗降客でごった返したそうです。もちろん有人駅でした。(同45年無人化)
一方の佐世保中央駅は「お買い物客が少しでも便利なように」ということで平成2年にできています。
つまりこの中佐世保の方が大先輩なわけですね。(時刻表の本数の少なさが気になりました)
ほどなく歩くと先ほど車輌に乗って通過した高架橋を見ながら国道35号線を渡ります。
すると前方に四ヶ町アーケードが見えてきます。
で、最初のここに到着!です。あっけないほどすぐですね。
列車で行き、列車で戻るという「鉄たび」(鉄道ファンの旅)とはほど遠いかもしれませんが、時間に余裕の無いヒトにはぴったりのコースではないでしょうか!?(しかも結構味わい深い!)
この「最短の鉄たび」もいいですし、時間に余裕のある時には、かつての「運炭線」であったこの松浦鉄道にどこまでものんびりと乗るっていうのもいいですね。
ちょうどこの季節(7月)は、「ビア・トレイン」が走っているようです!
私の場合、イコール「ビア・アンド・コールマイン・トレイン」ですからね!ホントに乗りたいですね・・・・
フォト&絵画コンクールもあるようです。
よかばい!松浦鉄道
(元記事作成:2011年7月)
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